ザ・ローリング・ストーンズが、10月にオーストラリアとニュージーランドでツアーを敢行するようだ。フロントマンであるミック・ジャガーの長年の恋人ローレン・スコットが先日ニューヨークの自宅にて自殺したことをうけ、同バンドは19日（水）からスタートする予定だったオーストラリア及びニュージーランドでの全7公演を延期する事態となっていた。

　そんな中、ツアー主催側のフロンティア・ツアーリングは、「14・オン・ファイア」ツアーを敢行するため10月にスケジュールを取り直していると明かしているが、正確な日程は未だ発表されていない。フロンティア・ツアーリングは、「新しい日程組みがうまくいかなかった場合には、チケットは返金されますのでご安心ください」「チケット保持者の方には新しい日程が決定するまでそのままチケットを保管しておいていただくことを推奨しますが、返金をお求めの方は現在、ご購入されたチケット販売元から返金を受けることも可能です」と説明している。

　ローレンの突然の死にショックを受けているという同バンドだが、13年に渡ってローレンと交際してきたミックの支えになることに力を注いでいるところだという。ドラマーのチャーリー・ワッツは、「言うまでもなく俺たち全員がショックを受けているよ。でもとにかく、この辛い時期にミックを支えなきゃね」「可能な限り、一刻も早くオーストラリアとニュージーランドに戻ってくるつもりさ」と語っており、ギタリストのロニー・ウッドも「今回のニュースは本当に悲しいものさ。今ここで重要なのは、みんなが一丸となってミックをサポートするってことだね」とコメントしている。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）