ベン・ウィショーが同性愛婚を告白

 ベン・ウィショーが同性愛者であること、そして昨年すでにパートナーと結婚していたことを告白した。

 『007 スカイフォール』のQ役でお馴染みのベン(32)は、2012年8月にオーストラリア人作曲家のマーク・ブラッドショウ(30)と市民パートナーシップ法の元、同性婚していたことを今回明らかにしている。これについてベンの広報担当者は「ベンは別に自分のセクシュアリティーを隠していたわけでは決してありません。

 ただ、他の俳優達のように、自分の家族や私生活について話したがらなかっただけなのです」「さまざまな噂が飛び交っているため、私から、ベンとマークが2012年8月にシビル・パートナーシップを結んでいたことを発表いたします。胸を張ってした決定で、2人共とても幸せです」と話している。

 ベンとマークは、2009年のジェーン・カンピオン監督作品『ブライト・スター~いちばん美しい恋の詩(うた)~』の撮影セットで出会っていて、この作品でマークは音楽サントラの作曲を担当していた。友人の1人はメールオンラインに「みんな2人のことを祝福しています。マークはとってもいい人で、才能もありますし、ジェーン・カンピオン監督とも親しいんです。ベンのスケジュールもあって、大きなお祝いをするチャンスはありませんでしたが、将来的にいつかお祝いはすると思います」と話している。

 そんなベンは以前、若いゲイの人々にとって良きお手本的存在がいることが重要だと思うかと質問された際に、「僕の心からそれが重要なことだと思うね。でも、僕自身も具体的にそれをどう実行するのかはまだ分からないね。過渡的なものじゃないかなって感じるし、僕も今、その途中にいるのさ」と答えていたことから、ベン自身のセクシュアリティーについて噂が立つようになっていた。しかし、私生活を口にしないことで有名なベンは、さらに「僕にとっては、プライベートをある程度隠すことも同時に重要なんだ。俳優って、観客に自分を別人だと思わせるのが仕事だよね。だから、いつも素の自分のことばかり話していたら、墓穴を掘るようなものさ」とも話していた。(BANG Media International)

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