オスカー候補者が昼食会に集結!

 第85回アカデミー賞にノミネートされた候補者たちが集う昼食会「オスカー・ノミニーズ・ランチョン」が4日(月)開催された。今月24日(日)にアカデミー賞授賞式の開催が迫る中、カリフォルニアにあるビバリーヒルズ・ヒルトン・ホテルで同昼食会が開かれ、ベン・アフレック、ジェシカ・チャステイン、ヒュー・ジャックマン、ロバート・デ・ニーロら豪華な顔ぶれが一堂に会した。

 スター1人当たり3つの質問までと厳しく制限された中、記者団の取材に対して、自身の監督、主演作『アルゴ』が作品賞にノミネートされているベンは「(監督賞にノミネートされている)デヴィッド・O・ラッセルとも、スティーヴン・スピルバーグとも、アン・リーとも、(作品賞にノミネートされている『ゼロ・ダーク・サーティ』を監督した)キャスリン・ビグローとも、みーんなと一緒に仕事をしたいんだ...こういう監督達と僕が俳優として一緒に仕事をしたことがないっていうのは微妙だよね」「僕の中では、こういう才能溢れる監督達と会うと、今更だけどオーディションとか何かしないとまずいんじゃないかっていう気持ちにさせられるんだ。興奮するよね。でも、こういう気持ちにさせてくれる監督って、今回ノミネートされていない人たちにもいっぱいいて、彼らと一緒に映画を作りたいってずっと思ってるんだ。(ホアキン・フェニックスとフィリップ・シーモア・ホフマンが共に主演男優賞と、助演男優賞にノミネートされた『ザ・マスター』を監督した)ポール・トーマス・アンダーソンなんかがそのいい例なんだ。彼らは本当に魅力にあふれたフィルムメーカー達だよね。だから彼らと一緒に肩を並べて交われるなんて本当に幸せだよ」と語り、記者団から好意的な視線を一斉に浴びた。

今年、作品賞には7作品がノミネートされているのに対し、監督賞は5人しか候補がいないことから、監督賞にノミネートされなかったベンに記者団が監督賞枠が拡大されるべきかと尋ねると、ベンは「そういう計算はメディアや批評家、それにアカデミー会員の皆さんにお任せするよ。誰が何にノミネートされたり、されなかったりとかは全く眼中にないんだ。正直、僕は、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずーっと、長年の間オスカーの授賞式をテレビで見てきた立場だからね!」と語り、お茶を濁していた。(BANG Media International)

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