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飯島愛さん衝撃死…死後1週間たっていた 36歳で病死?自殺?自宅からハルシオン

1993年5月23日、東大の五月祭でお色気ポーズで学生を悩殺する飯島さん=東大・本郷キャンパス
 【2008年12月26日付デイリースポーツ紙面より】

 東京・渋谷区内の自宅マンションで死亡しているのが見つかった元タレント・飯島愛さん(36)=本名・大久保松恵=が、発見された時に、すでに死後1週間ほどが経過していたことが25日、警視庁渋谷署の調べで分かった。同日、飯島さんの遺体を行政解剖し、判明したもので死因については特定できなかったが体の腐敗もあったという。また、部屋の中にはハルシオンなど複数の薬があり、今後詳しい死因を調べるため病理検査を行うという。

 街がクリスマスムードで盛り上がっていく中で、飯島さんは、誰にも知られず1週間も放置されたままだった。

 この日午前、東京・大塚の監察医務院で医師が、飯島さんの遺体を行政解剖。昼過ぎに渋谷署は「死因の特定にはいたらない。はっきりしない」と詳しい死因こそ判明していないとしたが、死亡推定時期については「1週間ぐらい」と発表した。

 ブログを最後に更新したのは今月5日。翌6日に栃木県内で行われたエイズ予防の啓発イベントに姿を見せた。これが最後の公の場となった。10日ほど前には、新規ビジネスをスタートさせることを以前所属していた事務所に連絡していた。その直後に死去していたことになる。

 芸能界引退後も順調に活動していたように見えた。だが、引退からわずか2年弱で、1週間も世の中から取り残されてしまった。実は孤独だったのかもしれない。室内で死後1週間も経過していたこともあって体の一部が腐敗していたという。

 また、飯島さんの自宅には、睡眠薬のトリアゾラム(商品名・ハルシオン)や、かぜ薬など複数の薬があったという。以前から体調不良や精神不安定を訴えていた飯島さんが、複数の薬を日常的に服用していたことは間違いない。これらの薬を大量に服用していたかは不明。さらに、直接死因につながった薬物や違法薬物の使用があったかも現時点で判明していない。ただ、自宅に大量の薬があったことで、死に何らかの影響があった可能性も出てきた。同署によると遺書は見つかっておらず、飯島さんの遺体には外傷もなかった。直接的な死因は判明していない。病死か自殺の詳しい死因を特定するため、薬の使用状況なども調べ、引き続き病理検査を行うという。

 飯島さんは、92年にAV女優としてデビューし、その後タレントに転身。バラエティー番組を中心に活躍してきたが07年3月に持病の腎盂(じんう)炎が悪化したことを理由に芸能界から引退していた。

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