長澤まさみ映画「妖怪ウォッチ」で声優

 女優の長澤まさみ(28)が、人気ゲーム、アニメの劇場版第2弾となる映画「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」(12月19日公開)に、メーン妖怪・ジバニャンが生きていた時の飼い主・エミちゃん役で声優出演することが26日、分かった。他にも武田鉄矢(66)ら4組5人がゲスト声優として“妖怪ファミリー”入り。妖怪の仕業(?)でキーパーソンに選ばれた長澤は「責任重大です」と気を引き締めている。

 かつての恩人役が長澤と聞き、ジバニャンも歓喜だニャン!!

 第1作が興収78億円を稼ぎ出した妖怪…ならぬバケモノ級の人気アニメ。今作は5つのエピソードのオムニバスで、最後に各話が結びつく構成だ。

 長澤が声優を務めるのは、ジバニャンが妖怪になる前、猫のアカマルだったころの飼い主・エミちゃん。8年後にタイムスリップしたジバニャンたちが、いじめられているエミちゃんを助けるためこっそり奮闘する物語で、謎だったジバニャンの過去が明かされる。

 長澤にとっては11年の映画「コクリコ坂から」以来、4年ぶり4作目の声優挑戦。キーパーソン役に長澤は当初「私でいいのかなぁ」と悩んだという。それでも「責任重大です。最近、休日は寝坊ばかりしちゃうので、妖怪のせいかな?と思っています」と、早くも妖怪と“コラボ”しつつ国民的アニメに花を添えた。

 他にも妖怪・猫きよ&犬まろを演じるお笑いコンビ「博多華丸・大吉」や、本作で声優デビューする堀ちえみ(48)、武田がゲスト声優として出演。中でも武田は、アニメに主演ドラマ「3年B組金八先生」を思わせるキャラ「ニャンパチ先生」が登場するとあってノリノリだ。妖怪・巨大サンタ役で「ニャンパチ先生に好感を持ちました。僕はトラックに飛び出して死にはしなかったけど、ジバニャンは妖怪になってしまった(笑)」と、自身の代表作との浅からぬ縁を喜んでいる。

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