椎名林檎が映画「百日紅」主題歌担当

「百日紅」の主題歌を歌う椎名林檎
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 歌手の椎名林檎(36)が、女優・杏(28)が長編アニメの声優に初挑戦した映画「百日紅(さるすべり)~Miss HOKUSAI~」(5月9日公開)の主題歌を担当することが9日、分かった。主題歌「最果てが見たい」は全世界配信も決定。すでに映画の海外配給が決まっており、葛飾北斎の娘で浮世絵師だった主人公・お栄の日々を、椎名と杏の“和ガール”タッグで世界に届ける。

 日本の伝統的な文化や風俗を楽曲に反映させてきた椎名と、歴史好きで当時の息づかいを再現するため着物姿でアフレコした“歴女”の杏。最強の“和ガール”タッグが実現した。

 椎名が映画主題歌を手掛けるのは、07年公開の「さくらん」以来、8年ぶり。05年に他界した原作者の杉浦日向子さんが椎名のファンだったことから、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」(01年)などの人気アニメーター・原恵一監督(55)がオファーした。

 「最果て-」は、演歌歌手・石川さゆり(57)に提供した楽曲のセルフカバー。「富士を望む東海道で生まれたナンバー」で、椎名は「僭越(せんえつ)ながら“好相性なのでは”と、感じた次第です」とコメント。映画の世界観に合わせ、「あえて江戸前/渋好みに仕上げたつもりです」と、和のテイストを強めたという。

 椎名と杏は昨年12月に“最も輝いた女性”を表彰する、雑誌「VOGUE JAPAN」の授賞式で初対面。中学生から椎名の楽曲を追いかけてきた杏は、その場で「すごくファンです」と伝えており、「こうして早速お仕事をご一緒させていただくのはうれしい」と喜んでいる。

 すでに映画はイギリスやフランスなどでの配給が決定済み。公開直後の5月13日には、主題歌が全世界配信されることも決まった。世界に向けて、最強の布陣で“クールジャパン”を発信する。

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