ＮＭＢ４８の渡辺美優紀（２２）が１３日、大阪市内で行われた劇場公演で、近く同グループから卒業することを発表した。今後については未定。終演時に涙を流しながら「ＮＭＢ４８を卒業します。次世代のメンバーに託します」と表明した。

　発足時からともにグループを引っ張ってきた盟友でライバルの山本彩（２２）へ「お友達の関係にはなれなかったけど、彩ちゃんのすごさは私が一番よく分かってます。素直になれずごめんさない」と語りかけた。山本は涙声で「みるきーの選んだ道を信じたい」と応じ、自身はＮＭＢに専念するため、ＡＫＢ４８チームＫとの兼任解除を申し入れ、了承されたことを明かした。

　渡辺は３月２１日にツイッターで、６月のＡＫＢ選抜総選挙への不出馬を表明。その後もトークアプリ「７５５」で意味深なつぶやきをするなどし、卒業説が飛び交った。

　「みるきー」の愛称で親しまれた渡辺は、総選挙では過去に２回、選抜入り（１３年＝１５位、１５年＝１２位）。１４年のＡＫＢじゃんけん大会では優勝し、特典でソロデビューした。