厳重警備に「意味わかんねー」の声も

 AKB48の川栄李奈(19)と入山杏奈(18)が5月25日の握手会で切りつけられた事件を受け、同26日から上演中止となっていた東京・秋葉原の専用劇場での公演が2日、再開された。入場前には金属探知ゲートによる持ち物チェックが実施され、警察官が劇場内の警備態勢などを確認するなど厳戒態勢での再出発。再開された劇場公演を見届けたファンたちの、厳重警備に対する反応はさまざまだった。

 金属探知機導入などで劇場に入るまでに普段よりも時間を要したことから一部のファンからは「意味わかんねー」といらだつ声が漏れた。一方、都内在住の女性会社員(25)は、「普段と違った。警視庁の方もいてびっくりしました。空港みたいで重々しい感じでしたね。でも再開初日なので仕方ない」と支持した。横浜市内の男性大学生(19)は、「時間がかかったがしょうがない。ハイタッチがないのはさびしい」と理解を示しつつも、恒例行事がなかったことを残念がった。

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