新成人まゆゆ 新エースの自覚で脱子供

晴れ着姿を披露する渡辺麻友(左)、島崎遥香=東京・神田明神(撮影・北野将市)
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 AKB48と姉妹グループの新成人メンバーが13日、東京・神田明神で成人式に参加した。2009年からの恒例行事だが、今年は渡辺麻友(19)や島崎遥香(19)ら過去最多となる26人が、あでやかな晴れ着姿を披露。卒業を発表した大島優子(25)の“後継者”として期待がかかるまゆゆは『新成人の自覚』と『新エースの自覚』を、ダブルで胸に刻み込んだ。

 “黄金世代”と呼ばれた前田敦子(22)、高橋みなみ(22)らがいた12年の20人を上回る、最多の26人が顔をそろえた。ファン1000人も集結した境内の中心には、卒業宣言した大島からエースのバトンを引き継ぎ、国民的アイドル集団を背負って立つことを期待される、まゆゆ&ぱるるの姿があった。

 新エースへの意気込みを聞かれた2人だが、島崎が「私はあまりないので、麻友さんに任せます」とマイペースにあっさり返答。スルーパスを受け取ったまゆゆは、自身でプロデュースしたという大きなバラをあしらった赤い振り袖で、大人の誓いを立てた。

 「絶対的エースである大島優子ちゃんの卒業は、大きなことでもありますし、残された私たちは危機感を持って、日々頑張らないと。AKB48の勢いが衰えることなく、さらに高みを目指して、みんなで前進していきたい」

 秋元康総合プロデューサー(55)からもエース候補に挙げられていることには、「うれしい反面、不安もありますが、若いメンバーをグッと引っ張っていけるよう、気を引き締めたい」と素直な気持ちを織り交ぜつつ、“新世代”の旗頭としての自覚を示した。

 12歳からAKBとして活動しているまゆゆは、プライベートでも「ずっとお母さんに甘えながら生活してきたので、ちゃんと自立して立派な成人女性になれたら」と“脱子供”を宣言。3月に迎えるハタチの誕生日を待たずして、大人の階段を上り始めた。

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