YouTubeの再生回数3億回 エレクトーン奏者826aska バズる理由は「ひとりオーケストラ」「楽器自体知らない方が多い」
人気エレクトーン奏者の826aska(はちにいろくあすか=25)がこのほど、8日の大阪・バナナホール昼夜公演を前にデイリースポーツの取材に応じた。
826askaは福井県在住で、中学生時代の2015年、YouTubeに投稿した「スター・ウォーズ」の演奏動画が海外メディアで取り上げられたことをきっかけに注目を集めた。
2019年にメジャーデビュー。YouTubeチャンネルの登録者が約90万人以上、総再生回数3億回を突破し、エレクトーン奏者として史上初となる47都道府県でのライブを達成した。
レパートリーは約250曲以上。映画音楽やアニメ、ポップスなど幅広い楽曲を演奏する。ピアノの演奏会ではなく「みんなでペンライトを持ってワイワイ楽しくお客さんと一体となって、にぎやかなライブっぽい雰囲気を大切にしています。しっとりした曲は、静かにペンライトを振りつつ、聴いてもらえれば」と、観客はサイリウムを振りながら一緒に盛り上がる空間になる。
ファンの世代は50、60代の「お父さん世代」が多いという。「昭和のドラマの曲とか、映画の曲とか…。『(宇宙戦艦)ヤマト』とかを選曲しているのもあって、最近では昔からリクエストが多かった『必殺仕事人』とか」と明かす。最近では、エレクトーンを習い始めた子が親子連れで来場することも。
YouTube動画がバズっている要因として「エレクトーンという楽器自体がまだ、そこまで知らない方も多くて。見た目のインパクトもある楽器。脚にも鍵盤があるので鍵盤が3段ある。右脚にはペダルがあって、ボリュームの調節をしたり…。『こんな楽器があるんだ…どうなっているんだろう?』っていう興味で見てくださる方も多い」と分析した。
「1600種以上の音色が出せる楽器なので、ひとりオーケストラができるって言われている楽器。本物の曲みたいにそのまま再現できる。自分で音作りもできるので、エレクトーンの中で打ち込みをして、自分の好きな音色を組み合わせてリズムを組んで、自分だけの音を作れるっていうのが探求できる、深掘りできるというところも魅力」と、エレクトーンの持ち味を語った。
愛用のエレクトーンをヤマハの新機種「STAGEA・ELS-03XR」に代えたといい「新しいエレクトーンとともに歴史をつくっていくという一歩でツアーを『Genesis』というタイトルにした。見た目からエレクトーンの感じも変わっている。今までのエレクトーンと違って、感覚も新しいですし、すごく新鮮なんじゃないかなっていうところで楽しんでほしい。1曲は知っている曲があるようにいろんなジャンルからセットリストを考えていますので、楽しい曲はぜひ手拍子しながら。楽しめるようなライブにしたい」と呼びかけた。
東京公演は28日、東京・神田明神ホールで。
