山崎裕太「僕の居場所はここかなと思って」俳優を目指したきっかけを振り返る

 俳優・山崎裕太(45)が演劇への思いを強くしている。15日に主演舞台「コインランドリー・コンプレックス」(25日まで=東京・参宮橋トランスミッション)が開幕。小学生時代からモデル、俳優として活躍し、今年もフジテレビ系「GTO」や日本テレビ系「ハイド&シーク 0秒前の彼女」などに出演。多忙な日々を過ごす中で、自信作に張り切って取り組んでいる。

 映画監督の松田圭太氏の舞台初脚本・初演出作で、コインランドリーで偶然100万円を見つけた男女がお金を巡り争いを始める群像劇だ。

 「台本を読んで本当に面白くて、ぜひやらせていただきたいと思いました。全てのキャラクターが愛される、これだけ引き込まれる作品はなかなかないと思います」。

 映画、ドラマ、時代劇など多くの作品に出演しているが、最近は舞台の魅力について考えさせられることが多いという。「みんなで作り上げていく楽しさはありますね。もちろん仕事の好き嫌いはないですけど、山崎裕太の真骨頂は舞台なんだというのがあるかもしれない」とうなずいた。

 決して俳優を目指していた訳ではない。バラエティー番組「あっぱれさんま大先生」で人気者に。当時、テレビドラマに主演し、プロデューサー陣に「裕太はすごい」と評価を受けたことが、俳優と向き合うきっかけだったという。

 「役者に対して憧れていた訳ではなかったけど、ありがたいことに評価をいただいて、僕の居場所はここかなと思って」。

 俳優として円熟味を増し、今は演劇界に貢献したい思いが強いという。2024年に一人芝居「赤ずきんちゃんのオオカミ」を演じ、「いつか演出もやってみたいなと思って。経験で得たものを人によく見せる、面白いもの、クリエーティブなものを作っていくことは考えている」。舞台での高い経験値を生かし、制作に情熱を燃やしている。

 ◆山崎裕太(やまさき・ゆうた)1981年3月8日生まれ、東京都出身。3歳で子役、モデルとして芸能界デビュー。フジテレビ系「あっぱれさんま大先生」で大人気となる。ドラマ「101回目のプロポーズ」など話題作に数多く出演。2001年に舞台「大江戸ロケット」で主演し、同年度のゴールデン・アロー賞演劇新人賞を受賞。同年に映画「Go!」に出演。今年はNHK-BS「大岡越前9」などに出演。特技はサッカー。

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