71歳・高畑淳子 ATMでお金を取り忘れ「頭の老化と戦いつつ生きてる」堺雅人を称賛「何の苦もなく膨大なセリフを…」
俳優・高畑淳子(71)が7日、東京・PARCO劇場で、この日開幕した舞台「スリーゴースト」(27日まで)の初日前会見に主演の堺雅人、伊勢佳世、迫田孝也、倉科カナらと出席した。
今作は世界的劇作家のサイモン・スティーヴンス氏が、6年の歳月を費やし「数年後の世界」をテーマに書き下ろした新作の物語。長年タッグを組む演出のショーン・ホームズ氏と合わせ、2人の下での稽古について問われた高畑は「71歳になりまして、頭の老化と戦いつつ生きてる私としては、ATMに行ってお金を取って来ないで帰っちゃうようなことをやってるんですよ」と告白。
その上で「そんな頭のボケた私が、この劇に挑戦してるのはなかなか大変なこと」と自虐交じりに過酷さを口にしながら、「でも『私が必要なんだから』と、お二人のたくらみに乗って、大事なこのお芝居を遊べるように身をさらしていけたらなと思っている」と意気込みを口に。「私は最初これしか出てらんのかいと思ったけど十分です」と作品に自信も示した。
また、「一番腹が立ったのは堺雅人という、この俳優」と堺を名指し。「何の苦もなくペラペラ膨大なセリフを…。それが素晴らしいんです」とぼやきながら称賛した。さらに倉科も稽古のエピソードとして「堺さんが立ち稽古じゃなくて、まだ読みなのに、台本を全部覚えてらっしゃることがすごくプレッシャーになりました。膨大なセリフ量なのに台本持たれていないから『もう覚えてるんだ!』って」と続いた。
17年ぶりの舞台出演となる堺は、時折照れ笑いを浮かべつつ、「とにかく初めての作品なので見方のマニュアルがまだない」とし、「とっても見たことないものが見られると思います」とアピールしていた。
大阪公演は11月12~23日、SkyシアターMBSで行う。
