若月佑美 芸能生活15周年に改めて注目される芸術性の高さ「何を得たのか」表現した作品集&作品展 創作活動の軌跡と現在地示す

デビュー15周年を記念した作品展を開催している若月佑美
デビュー15周年を記念した作品展を開催している若月佑美
デビュー15周年を記念した作品展を開催している若月佑美
3枚

 俳優の若月佑美が、デビュー15周年を記念した作品展「FIRST EGOISM」(東京・文京区のencounter galleryで12日まで)を開催している。9月には作品集も発売し、芸術面で改めて注目度を高めている。

 長年にわたり創作活動を続けてきた表現の軌跡と現在地を示した。絵画作品に加えて、自らを被写体にした写真など独自の世界観を表現している。

 「今回は正直、写真集と迷ったところもありましたけど、作品集にしたいと思いました。自分が15年やってきて何を得たのか、というものを表現したいと思って、私がパズルの一つのピースとなって、何か一つを作り上げたいと思いました」

 写真集ではなく作品集としたところに若月らしさをにじませた。「一から全部自分が関わって作りたいと思い、作品として何を表現したいか、コンセプトからスタイリストさん、ヘアメークさん、編集の方にも自分で伝えて打ち合わせからやっていくというのが私らしいなと思いました」と制作過程について語った。

 若月は2018年に乃木坂46を卒業後、俳優・モデルとして活動。グループ時代も含めて二科展で通算9回入選し、特選入賞するなど、アートにも才能を発揮してきた。

 作品は「概念から作り上げていく」と明かし、作品集の中にはそのページを表した言葉が記されている。「ちょっと理解しがたい言葉もちょいちょいありますけど、若月節だなと思って見てもらえたらと思います」と紹介した。

 「例えば『切り取られるなら 真実であり、真意であれ』というページがありますが、今SNSが普及して情報がすぐ簡単に手に入る時代で、ただその情報って切り取られてることが多いよね、ということです。もしそういう時代なのであれば、その切り取られる部分だけは真実であって真意であってほしいという願いと、それが真実でも真意かどうか分からないから、しっかりと自分の頭で考えて前後をきっちり知っていこうよ、というメッセージです」。それをフレームに切り取られた自身の写真で表した。

 連動して自身初の作品展も開催中。撮り下ろし写真や新規制作作品に加え、これまで発表してきた作品群も展示され、二科展で入賞した作品も含む、作品の販売も実施。保護犬・猫達に向け、作品展の売り上げの一部を施設や団体様に寄付する。「いろんなワンちゃんとかが幸せに生きられるようにやれることをやっていきたいです」と思いを語った。

 芸能生活15周年を迎え、「時間としての感覚はすごくあっという間でした。いい時間を過ごさせてもらいました」と振り返り、「元々はアイドルグループだったので、自分のポジションとしてグループにどう貢献できるかと考えていて。『まじめボーイッシュ』なキャラクターだったので自分の立ち位置、どういう見え方がいいのかなどをずっと考えました。でも卒業してからは一人なので、自分としてやりたいこともたくさんやらせていただきました。キャラクターもいらないので自分の生き方は変わったとは思います」と実感を込めた。

 さらにこれから15年先も見据える。「打ち合わせが大好きで一つのチームで何かを作ることがすごく好きなので、どこの場所かは分からないですけど、何か舞台の企画をするのか、制作をするのか、お洋服を作るのか、誰か人をプロデュースするのか、まだ大きなものは見えてないんですけど、でも自分ではない他の人を支えられる人になれたらいいなと思っています」。豊富な経験と高い芸術性を生かしてプロデュース業への進出に意欲を示した。

 ◆若月佑美(わかつき・ゆみ)6月27日生まれ。静岡県出身。11年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格。18年11月に乃木坂46を卒業。24年1月期ABCテレビのドラマ「セレブ男子は手に負えません」で地上波連続ドラマ初主演。同年にNHK連続テレビ小説「おむすび」出演。モーターサイクルに関する活動も始めた。身長157・7センチ。

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス