麻布十番祭り食中毒事故 港区が「冷やし蟹ラーメン」提供の割烹に1週間の営業停止命令 原因物質はサルモネラ属菌 店主の元BD選手、こめおは謝罪「お店を続けていいのか。営業を休止し1から向き合います」

 東京都港区は3日、公式ホームページで22、23日に行われた麻布十番納涼祭りにおいて発生した来場者の食中毒事案の調査結果を公表。サルモネラ属菌による食中毒発生とし、「割烹こめを」に対し、9月3日から9日まで7日間の営業停止命令を下した。公表時の患者数は78人で、入院患者は3人(すでに退院済み)。

 同区の清家愛区長は「本件はサルモネラ属菌による食中毒であり、9月3日時点で78名の患者が確認されています。体調を崩された皆様やそのご家族の皆様に、改めて心よりお見舞い申し上げます。区として本件について重く受け止めており、営業者に対し、被害を受けられた方々への誠実な対応と衛生管理の徹底を強く求めるとともに、必要な指導・監視を行ってまいります。引き続き、必要な調査を進めるとともに関係機関と連携し、再発防止と食の安全確保を全力で努めてまいります」とコメントした。

 同区は28日に祭りに来場した人の中に食中毒と思われる症状を訴える人が複数いるという報告があること、現在みなと保健所に対してから76人から体調不良に関する連絡が寄せられていることを発表。「調査結果については、今後ホームページ等で公表してまいります」としていた。

 調査結果を受けて、同割烹を店主で1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の元人気選手のこめおは自身のXを更新。「麻布十番納涼祭りにおける『食中毒事故』に関するお詫びとご報告」とつづり「体調を崩された皆様、ご家族の皆様、そして関係者の皆様に、多大なる苦痛とご迷惑、ご心配をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。今後は料理人として、お店をこれまで通り営業を続けていいのか。一度、営業を休止し今回の事と1から向き合います。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 こめおは27、28日、自身のSNSで声明を発表。保健所の調査が入っていることなどを認め「現在、保健所からの正式な調査結果を待っている状況です。補償を含む今後の対応については、保健所の調査結果を踏まえ、対象になる方々に誠心誠意対応してまいります」としていた。

 こめおはBDで“闘う料理人”として人気選手となり、その後、実業家としても活動。麻布十番に割烹をオープンした。今年に入り、浅草に蟹ラーメン「かにを」をオープンさせた。同祭りでは「冷やし蟹ラーメン」を提供していた。

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