映画館で「トゥギャザー」しようぜ! ルー大柴が初の長編映画で主演抜てき 芸歴49年目の72歳「役者人生の『遺作』にする覚悟」

 タレントのルー大柴(72)が、映画「認知症世界の歩き方」(2027年2月5日公開)に主演することが1日、分かった。芸歴49年目にして、長編映画初主演となる。認知症の父と人生につまずいた訳あり息子を描く、シリーズ累計30万部超のベストセラーを実写化。大役に抜てきされ「藪からスティック!寝耳にウォーター!青天のサンダー!」と驚きを隠せない大柴だったが、今作を役者人生の「遺作」にすると意気込んでいる。

 半世紀近い芸能人生で初の藪からスティック!な抜てきとなった。

 施設で元気に暮らす認知症の父・豊と、訳あり息子・優輝の交流を描くベストセラーが原作。息子を認識できない父だったが、財産確認のための2人旅を通して新たな関係を築いていく温かな物語だ。

 関根勤が主宰の劇団「カンコンキンシアター」旗揚げに参加するなど演劇畑のルーだが、長編映画は初主演。原作者でエグゼクティブプロデューサーの筧裕介氏は「求めていたのは『周囲の人を笑顔にしながら自分らしく生きる豊』を自然に体現できる役者」と説明し、「ルーさんには不思議な力があります。深刻な場面でも無理に明るくするのではなく、ただそこにいるだけで気持ちが軽くなる。周囲を自然と笑顔にするその空気感こそ豊に必要なものでした」と起用理由を明かした。

 2025年11月に群馬県前橋市と沼田市を中心に撮影済み。20年に公開された「踊ってミタ」以来の映画出演となるルーは、今作に当たって「役者人生の『遺作』にする覚悟で臨む」と燃えていたという。

 オファーを受けた当時について、「藪からスティック!寝耳にウォーター!青天のサンダー!まさか私にムービー主演のオファーが届くとは!光栄の極みでした」とルー語で回想。認知症を患っている難役でもあり、「リトルビット戸惑いはありましたが、マネジャーからは『明るい認知症の映画ですよ』とリッスン。拙い私の演技ですが、是非映画館へ足をキャリーして頂ければハッピーです。皆さんとトゥギャザーできるのを楽しみにしております」と期待している。

  ◇  ◇

 息子の優輝役は、若き演技派の泉澤祐希が演じる。祖父が認知症だったといい「この作品を通して、認知症と共に生きる方々が抱く『世界』の景色や思いを、観てくださる皆さんにお届けできたらと思っています」とコメントした。主人公・豊の元妻・陽子役で浅野ゆう子、豊のいる施設の職員・伊月役で安藤なつがトゥギャザーしている。

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