60歳過ぎてめっちゃバズった“大阪のおかんP”作曲家・藤田晴美 実は「ロックマン」「魔界村」サウンドを手がけるすご腕
「おかんP」こと作曲家の藤田晴美(65)が、SNSやライブで注目を集めている。どこにでもいそうな“大阪のおかん”が、2024年6月にSNSを開設後、約2年で総フォロワー数35万人以上、総再生回数は1億回を超えた。
息子からの「(ゲームソフトの)○○みたいな曲作れる?」というテーマに対し、即興で作曲するTikTokの動画が爆発的にバズった。完成度の高さから「何者?」と話題を呼び、正体がゲームメーカーのカプコンで「ロックマン3」の作曲や「魔界村」の効果音を手がけた藤田であることを明かすと、投稿に6万いいねがついた。
「絶対バズります」という誘いを受け「バズるって何ですか?」という状態からスタート。「1本目から200万再生。びっくりした。大阪のおばちゃんやのにすごい!パソコンすごい、曲すごい…みたいなのが面白いんでしょうね」。ファミコンを知らない若い世代にも浸透する。
ゲーム音楽エンターテインメントバンド「無双∞(インフィニティ)」としてライブも行う。「30何年前、ゲーム音楽ってバカにされていた。『音楽じゃない』みたいな。悔しい思いをして。いつか、ヒット曲を作った人は実はゲーム音楽を作ってた人たちだった…ってことをしたら、認められるんじゃないか」と闘志を燃やす。
63歳でバズった藤田は「年齢は言い訳にならない、という証明になった。誰でも挑戦できる環境を私が作ったので、皆さん何か挑戦してほしい。勇気を持って次の一歩を踏み出せるような活動ができたら」と訴えた。
◆藤田晴美/おかんP(ふじた・はるみ/おかんぴー)1961年5月2日生まれ、大阪府出身。大阪総合デザイン専門学校卒業後、ゲームメーカーの新日本企画(現SNK)を経て84年にカプコン入社。ゲーム音楽(作曲・効果音)を担当。91年に退社、フリーに。2024年、YouTube「おかんPと音楽の部屋」など、おかんP名義でインスタグラム、TikTokなどを開設。26年、ゲーム音楽バンド「無双∞(インフィニティ)」を結成。
