丸山圭子の〝秘蔵っ子〟穴水佑輔 クラシック×ポップス融合の“クラポップス”創造を目標に「聴いてくださる方に寄り添えるアーティスト」へ

 シンガー・ソングライターの穴水佑輔(25)が先月、デビューアルバム「Respect」を配信リリースした(CDは9月23日発売)。「どうぞこのまま」の大ヒットで知られるシンガー・ソングライター、丸山圭子(72)の秘蔵っ子で、丸山が初めてプロデュースを手がけている。

 穴水は洗足学園音大で丸山に師事し、在学中から丸山のライブやレコーディングのサポート、曲提供などで才能を発揮。「Respect」は1970~90年代の洋楽ポップスを令和にアップデートしたような、穴水のセンスがきらめく快作に仕上がっている。

 穴水は「ダンスミュージックだったり、弾き語りだったり、クラシックと融合できたり、自分のやって来たそのものが詰められた」と振り返りタイトルに込めた思いを「一番大事なところをどうやって受け継いでいけるか、自分なりに発信できるか」と説明した。

 年齢差47歳の丸山には「音楽に世代は関係ない。一番身近でツッコんでくださり、ビシバシ鍛えていただいている。同じ立場に沿ってやってくださる」と全幅の信頼を置く。丸山からは「伝えたい言葉が作詞に表されて、歌に気持ちが入って前に出ているかという音楽に一番大切なところを教わった」という。

 丸山は穴水を「聴いた人の心に寄り添える、優しさを感じられる歌声を持っています」と評し「次の世代に夢とか希望とか自分の音楽にあるものを伝えていってくれる人がいたらいいなと思っていました」と期待する。

 穴水は今後の目標にピアノソロ曲、映画音楽、クラシックをポップスに折り込んだ“クラポップス”や新しいJポップの創造を挙げ、「どんな状況でも聴いてくださる方に寄り添えるアーティスト」を掲げた。発売記念ライブは10月3日にキーストンクラブ東京で開催される。

 ◇穴水佑輔(あなみず・ゆうすけ)2001年5月8日生まれ、広島市出身。2歳でピアノを始め、5歳で広島アクターズスクール入学。特待生として繰り返しスカラシップ取得。20年、洗足学園音大ロック&ポップス科入学。丸山圭子に師事。21年から丸山の活動をサポート。24年、大学卒業。同大学院器楽専攻(ピアノコース)入学。25年、第26回ショパン国際ピアノコンクールinASIA銅賞。今年3月、大学院修了。

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