デスノート、ロンドン公演開幕 世界展開へ光 ホリプロ製作オリジナルミュージカル キャストもスタッフも言語も完全現地バージョン
大手芸能事務所・ホリプロ製作のオリジナルミュージカル「DEATH NOTE :The Musical」のロンドンキャストプロダクションが、現地時間11日(日本時間12日)にロンドンのバービカン劇場で開幕した。自社製作の日本オリジナルミュージカル作品を現地キャスト&スタッフで上演するのは、ホリプロ史上初。「デスノート」では初となる英語劇で、9月12日まで全51公演が行われる。
「レ・ミゼラブル」の英語版世界初演が行われるなど、数々の名作舞台が上演されてきた世界的由緒のあるバービカン劇場で、日本発の演劇が世界を熱狂の渦に包み込んだ。
故・蜷川幸雄氏の演出作品で「ホーム」とも呼べる思い出深い劇場。念願かなった“完全現地バージョン”の上演を終え、割れんばかりの歓声と拍手を浴びたホリプログループ会長の堀義貴氏(60)は「何年かかっても、この作品を必ず海外で上演するぞと思ってきたかいがあった。日本の演劇は国際的にもやればできる!と確信しました」と、確かな手応えを口にした。
同作は15年4月に日生劇場で初演。これまで日本で4度、韓国でも5度上演され、アジアで多くのファンを獲得した。今回は、ロンドンとニューヨークでオーディションを実施。クリエーター陣には、トニー賞やローレンス・オリヴィエ賞の受賞経験を持つ世界最高峰のスタッフが集結し、原作になじみのない海外の観客にも伝わるように台本を再構築した。
7月30日から始まったプレビュー公演には、コスプレを施したファンが殺到した。これまでに上演した11公演はすべて完売。大好評を受けて追加公演も発表されるなど、大きなにぎわいを見せている。
堀氏は「これまではこのロンドン公演を目標にしてきましたが、今まさにグローバルなスタートラインに立てたことで、この作品をさらに世界中で上演する日本オリジナル作品にする、という目標に修正します」と力強く意気込みを語った。
