宝塚 花組スター侑輝大弥「赤と黒」でバウ初主演 美貌の野心家を好演
宝塚歌劇団花組スター侑輝大弥(ゆき・だいや)のバウ初主演作となる「赤と黒」が28日、兵庫・宝塚バウホールで初日を迎えた。
同作はフランスの文豪スタンダールの「赤と黒」をもとに、柴田侑宏氏が1975年に「恋こそ我がいのち」としてミュージカル化した作品。その後、現在のタイトルに改められ、何度も再演を重ねてきた名作。
侑輝は貧しい生まれから抜け出し、富と名声を手に入れようとする野心と才気、そして美貌の青年ジュリアン・ソレルを演じた。侑輝はその佇まいで、女性が恋に落ちてしまうのも納得の美しさ。内からにじみ出るギラギラとした輝きで、ジュリアンという人物を表現。上流社会に鬱屈した思いを持つ野心家の青年の傲慢さと、それゆえに破滅していく様を丁寧に演じた。
2人のヒロインは、レナール夫人を朝葉ことの、侯爵令嬢のマチルドを七彩はづきが演じた。貞淑だった田舎の夫人と、パリの高位貴族の令嬢を適材適所で、2人ともそのキャラクターを演じ上げた。
13日まで。
