井浦新 映画「トロフィー」撮影での危機振り返る「本当に危なかった」“もう1回”に「監督は鬼だと思った」

 俳優の井浦新と恒那(はんな)、孫明雅(そん・みょんあ)監督が12日、大阪市内で映画「トロフィー」の舞台あいさつに登場した。

 朝鮮学校で、朝鮮舞踊の部活に励む在日コリアンの主人公・ソヒ(恒那)の日常と心を描いた青春映画。ソヒの父・サンジュ役を演じた井浦は「撮影は1年前の夏で、めちゃくちゃ暑かった。あれはやばかったです。ソヒが遠くからお父さんを見ているというシーンで、映ってなくてもやってほしいと、本気でサッカーを子どもたちとした」と、映画では映らなかったサッカーのシーンを振り返った。

 井浦は「太陽が一番やばい、お昼過ぎぐらいの時間帯に撮影したんですけど、本当に死人が出るんじゃないかと思うぐらいに暑くて、逃げ場のないグラウンドで。本当に危なかった」と、俳優生命の危機に立たされた撮影だとしたが、孫監督は「どれくらいやばいか伝わってこないんで。望遠で撮っていたので」と釈明。井浦は「それでも監督は、鬼のように『もう一回、サッカーお願いします』って。鬼だと思いました」と笑った。

 井浦は「この作品には悪い人が出てこないので、お父さんだけがソヒ目線では圧倒的な悪でいたいなと思って。ソヒが嫌がることを、無神経にどこまでできるかっていうことを楽しみました」と役どころを説明。恒那は「私のお父さんとは真逆過ぎて。こんな…嫌ですよね。思春期の娘に、あれほど陽気にしつこく。逆に反抗しやすかった」と感想を述べると、井浦は「こんな!?あれは役だから」とつっこんでいた。

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