井浦新の言語能力を監督も共演者も絶賛 朝鮮語を「全く何の引っかかりもなく。完コピ」「新くんにビックリ。すごーい!」

「トロフィー」の公開記念舞台あいさつを行った(左から)孫明雅監督、井浦新、恒那、市川実和子、ちすん
「トロフィー」の公開記念舞台あいさつを行った(左から)孫明雅監督、井浦新、恒那、市川実和子、ちすん
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 俳優の恒那(はんな=15)が11日、東京・テアトル新宿で主演映画「トロフィー」の公開記念舞台あいさつを共演の井浦新、市川実和子、ちすん、孫明雅(そん・みょんあ)監督と行い、孫監督が井浦の特殊能力を明かした。

 朝鮮学校で朝鮮舞踊の部活に励む在日コリアンの主人公ソヒ(恒那)の日常と心を描いた青春映画で、10代から30年来の友人で、ともに人気モデルから俳優へと進んだ井浦と市川は、ソヒの両親であるサンジュ役とミリョン役を演じた。

 井浦は朝鮮語を話すための学習用に「監督が音データを取ってくださって」と明かし、「ひたすら監督の声を聞いていました。毎日音楽のように聞き続けて、自分がなじんでいくまで体の中に入れていく、ホントに監督の声をこれ以上聞きたくないと思うぐらい。普通だったら言語指導の方がやってくださるんですけど、監督が自ら音源を録ってくれているのも、作品を作っていく上での姿勢のようなものだと感じていたので、ありがたいなと思いながら」と練習を振り返った。

 孫監督は「日本にRの発音がなくて恒那ちゃんも苦戦してたけど、井浦さんは全く何の引っかかりもなくいけてました。完コピ」と、井浦の高い言語能力を称賛。

 恒那は「難しかった。何回もRの発音でNG出しちゃった」、朝鮮語のセリフは二言だったという市川も「ずっとNG出して最後アフレコしました。ホント落ちこぼれでした」と難易度の高さを打ち明け、市川は「新くんにびっくりしちゃった。すごーい!って」と、長年の友人の特殊能力を知って感服していた。

 朝鮮舞踊部の先生役を演じた、ちすんは、朝鮮学校出身とあって流ちょうだが「(見た人には)バレてないと思うけど大阪の朝鮮語になってる。監督は『この映画は東京ですけど、いいです!』って」と打ち明けた。

 また、朝鮮舞踊は小学4年から9年間部活でやっていて「私にとって青春そのものだったので、このような形で映画で描いていただき、たくさんの方に見ていただけるのが本当に感慨深いものがあって、うれしく思っています。舞踊部の子たちが1年間みっちり練習してきたので、ホントの部活のような雰囲気で撮影できました。懐かしいと思いながら、いい緊張感の中で部活のシーンを撮れたことはすごくいい思い出」としみじみ。

 孫監督は「ちすんさんとは同じ高校に通っていた。7個上なのでかぶらないけど、すごい朝鮮舞踊がうまいレジェンド級の人がいると常々聞かされていた」と、ちすんの実力が伝説化していることを証言した。

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