宝塚歌劇団社長 FNS歌謡祭コラボの反響大きさに「時代が変わってきている」新しい観客にも期待
宝塚歌劇団・村上浩爾社長が10日、兵庫・同劇団内で会見を行い、昨年7月1日に法人化から1年を迎えての総括を行った。
私設ファンクラブへのチケット販売方法や、改革は概ね予定通りだとした。また1日にフジテレビで放送された「2026 FNS歌謡祭 夏」で花組のトップスター永久輝せあを筆頭に聖乃あすか、極美慎ら5人がM!LKと「好きすぎて滅!」とコラボし、話題を呼んだことに触れ「古くからのファンも大切にする一方、新しいファンも」と語った。
「本分は舞台」としながらも「負担を掛けない範囲で、今後も機会があれば」と新しい観客に向けテレビ出演についても述べた。これまでもテレビ出演がなかったわけではない。だが「SNSがいまほどなく、広がっていなかった。時代が大きく変わっている」と反響の大きさに驚いた様子を見せた。「舞台を見たいというのが根本ですが、そのうえでこういう側面があるんだということを知っていただく機会があれば」と一般のメディア露出にも意欲を見せた。
また村上社長は宝塚音楽学校の理事長も兼任。宝塚の根底となる音楽学校だが、今年の倍率は10.55で6年連続で今世紀ワースト更新した。だが23年の事件による影響は「違うような気がする」とし、「エンターテイメント市場の変化、少子化、教育も変わっている」と分析した。そのうえで受験生獲得に向け「我々もFNS歌謡祭のような、目に触れるところでの訴求が、宝塚の魅力にもつながる」とした。
