志村けんさんが「鬼の形相でした。声をかけられなかった」中山秀征「いつも言われてたの」偉大な先輩の背中を述懐
テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」が6日に放送され、とろサーモン・久保田かずのぶ、ウエストランド・井口浩之がMCを務めた。
この日は中山秀征がゲスト出演。芸歴41年の中山は、数々の大物芸能人との深い交流でも知られるが、志村けんさんの印象的なエピソードを振り返った。
「当時はね。仕事終わり、先輩と一緒だったら(スケジュールを)空けてたのよ。例えば、志村けんさんと。志村師匠と一緒の日っていうのは夜、入れてないです」と頻繁に飲みに連れて行ってもらっていたことを述懐した。
中山は、昨今のテレビ業界について聞かれると「まず、ちょっと残念なのは…。逆に言うと、作り物がなくなってきちゃったね…。やっぱり僕らは作り物があったから、そういう街歩き(ロケ)とか。『DAISUKI!』(日本テレビ系)みたいな。いわゆる何にも作らないという(番組をできた)」と説明した。
つづけて「セットがあるものがなくなってる。最後までやってたのが志村さんじゃない?志村さんが亡くなって、いま、作り物がテレビになくなっちゃったんじゃないかなと。志村さんとか、コントを作ってる姿っていうのは…。やっぱり鬼の形相でしたよ。声をかけられなかったもんね…。稽古場の」と回想。普段は穏やかな志村さんだが、コントと向き合っている際の表情には鬼気迫るものがあったと振り返った。
さらに「(共演者たちは)待ってる。師匠が動くまで待ってる。それが『バカ殿』だもの。それが『変なおじさん』だよ。『変なおじさん』が、どこから出てくるかを考えてるわけだからね。どんな変なことをするかを。師匠の考えって『やりすぎちゃいけない。ありそうじゃなきゃいけない』って。突拍子もない、こんな奴はいないよっていう所まで行っちゃいけないって」と述懐。
「志村さんには、いつも『作りものをやれ』って言われてたの。だから、俺は舞台とかライブは必ずやるようにしてるんだけど。やっぱりテレビが作らなくなっていっちゃってるから。でも、本当はテレビの中でも作り物がないとダメなんだよね…。作ったものと、瞬発的なもの。両方あってテレビなんだけど。いま、テレビが瞬発的に。どうしても(傾いてしまっている)」と話していた。
