渋谷に悲鳴と絶叫 祝祭ムード一転 スクランブル交差点は“お通夜ムード”「夢は見られた」 鼓舞する声も「4年後勝つぞ!」

敗戦にショックのサポーター(撮影・佐々木彰尚)
渋谷センター街で、居酒屋のW杯中継を窓越しに見つめる日本サポーターら
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 サッカーワールドカップ北中米大会に出場した日本代表は、30日未明に行われた決勝トーナメント1回戦でブラジルに1-2で敗れ、ベスト32で姿を消した。深夜の試合にもかかわらず、国内の繁華街にも多くのサポーターが集結し、必死の応援。世界的強豪を相手に健闘した森保ジャパンに感謝を述べつつ、志半ばでの敗戦となったことに無念の思いをにじませた。大会を通じ、現地で観戦した芸能人も多数。それぞれに代表への思いを表した。

 ギリギリまで王国・ブラジル代表を追い詰めながら、後半終了間際に決勝ゴールを許し、無念の敗戦となった日本代表。終了のホイッスルが響き渡ると、東京・渋谷のスクランブル交差点は“お通夜ムード”となった。

 恒例となった大騒ぎに備え、試合開始の午前2時から、60人以上の警察が交通整理と誘導に当たる厳戒態勢。試合開始前、前半でのリード時、ハーフタイムまでは、予選の3試合と同様に祝祭ムードで熱気に包まれていたが、最後で一変。悲劇の幕切れに、各所から悲鳴と絶叫が響き渡った。

 試合は午前4時ごろに終了したため、始発の電車も動いていない時間だったが、足取り重く駅に向かった。うなだれながらその場にひざをつき、号泣するサポーターも。反対に「4年後勝つぞ!おまえらアゲてけ!暗い顔してんじゃねえぞ日本人!なんでへこんでんだよ!」と声をからし周囲を鼓舞する者もいた。

 20代会社員の男性は「悔しいですね」とひと言で無念さをにじませた。「ブラジルはうまかった。日本は善戦しました」と語り「4年後を見据えてまた1から頑張りましょう。夢は見られたかなと思います」と悲しみを飲み込み、前を向いた。

 阪神優勝時に熱狂的ファンが飛び込むことで知られる大阪市の繁華街・道頓堀の戎橋には、未明にもかかわらず試合終了直後から両国のユニホームを着たサポーター約100人が集まった。

 橋の両側では大阪府警の警察官約20人がガードし、ダイブを阻止。大きな混乱はなかったが、何者かが持ち込んだサッカーボールで通行人を巻き込んだパス回しが始まり、警官が「橋の上でサッカーはやめてください!」と声を張り上げた。パブリックビューイングに参加後、戎橋を訪れた静岡県の男性(40)は「ケガ人が多かったので、ベストメンバーだったら勝てたんじゃないかと心残り。また4年後来ます」と話した。

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