ブラジル戦1時間半前から渋谷で人々が決起集会 群衆殺到で狂喜乱舞 人の多さに「後悔」ブラジルユニの日本人も

 サッカーW杯で日本が最多5度の優勝を誇る王国・ブラジルとの大一番を迎える日本時間30日、試合開始1時間半前から東京・渋谷のスクランブル交差点には早くも群衆が殺到。大騒乱の決起集会が繰り広げられた。

 平日深夜という時間は、日本サポーターには関係ない。交差点前の歩道には、入りきらない程に青一色の人々が集結。道路からもクラクションでリズムを取って呼応するドライバーもいた。熱気に包まれた人波は、青信号になる度に交差点中央に全力で駆け出し、チャントの大合唱、水まきなど、狂喜乱舞した。

 サポーターは試合前から体力を使い果たす勢いで、地下出入り口の囲いに登ってお手製の旗を振りながら選手の名前を絶叫する者も。中には海外リポーターと思われる報道陣の姿もあり、ブラジルのユニホームを着たサポーターを目撃すると、日本サポーターと互いに“けん制”しあう交流の場面も見られた。

 中にはブラジルのユニホームを着た日本人の姿もあった。当該の19歳学生の男性は、日本のユニホームを持っていないことに加え、今大会が自身最後と公言しているスター・ネイマールのファンであることが理由で着用していると説明し、「きょうはブラジルを応援します」ときっぱり。「ブラジルの方が見てて面白いのと、ネイマールとかに感情移入しちゃう」と笑顔で語った。

 男性は、本紙の取材対応前から日本のユニホームを着たサポーターから「なんでブラジルなんですか?」と追求される場面もあったが、「いろいろ言われましたけど、知らないです」とケロリ。

 渋谷での観戦は、友達からの提案だったというが、人の多さに「家でおとなしく見てた方が良かったなってちょっと後悔してます」と苦笑い。

 昨年は、国選親善試合で日本が3-2で歴史的勝利を収めたことにも触れ、「今回は3-2でブラジルが勝ちます」とリベンジを誓っていた。

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