韓国・職場内いじめ疑惑のお天気キャスター 重要証人2人がいずれも裁判に出廷せずと現地報道

 韓国放送局・MBCの気象キャスターだった故オ・ヨアンナさん(当時28歳)が2024年9月、職場内のいじめを苦に急死した疑いに関する損害賠償訴訟に、重要証人として選ばれた気象キャスター2人が出廷しないことが判明したと18日、現地メディアのSBS芸能ニュースなどが報じた。

 記事によるとこの日午後、ソウル中央地方裁判所ではヨアンナさんへの職場内いじめの加害者とされる気象キャスターに対する訴訟の第6回弁論期日が開かれたが、故人の元同僚の気象キャスターのみが出廷し、加害の疑いが持たれている2人の気象キャスターはいずれも証人尋問に出席しなかったという。

 これに先立ち、遺族は加害者とされる気象キャスター2人と故人の同僚であった別の気象キャスターを証人として要請。一方の被告側は、気象チームのプロデューサーを証人として要請した。しかし今年4月に行われた第5回弁論期日には、4人全員が欠席したという。

 第6回弁論期日では、出廷した元同僚が非公開尋問の申し立てを行い、裁判所がこれを受け入れ非公開審理を決定。「善良な風俗を害する恐れがある」ことを理由に傍聴席の退廷を命じ、裁判員と訴訟当事者、双方代理人のみが法廷に残り非公開で証人尋問が行われたとした。

 オ・ヨアンナさんは2021年、フリーランスの気象キャスターとしてMBCに入社したが、24年9月15日に急死。その後、故人の遺書が公開され、生前に職場内でいじめに苦しんでいたという疑惑が浮上し遺族は5億1000万ウォン(約5100万円)の損害賠償請求訴訟を提起した。

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