市川中車 会見11分押しに「短くしゃべったほうが…?」と心配も4分半熱弁 父・二代目市川猿翁さんに思いあふれる

 歌舞伎俳優の市川中車が5日、東京・八芳園で行われたスーパー歌舞伎「もののけ姫」(7月3日~8月23日、東京・新橋演舞場)の製作発表会見に、市川團子、中村壱太郎らと出席した。

 伝統芸能に革新的な演出を融合させた「スーパー歌舞伎」は今年で40周年。1997年に公開されたジブリの名作を舞台化し、アシタカを團子、サンを壱太郎、乙事主を中車が演じる。

 この日13時に始まった会見は、登壇者6人のあいさつを5分以内で終えたあと、質疑応答に移る流れだった。しかし、それぞれの作品への思いが止まらず、6人目の中車に順番が回ってきた頃には、すでに予定時刻を11分オーバー。すると中車は、「(みなさんの)熱で溶けそうだなと思って座ってました。タイムテーブル上ですと、私のあいさつを13時5分までに終われと…。今、13時16分でございます。短くしゃべったほうがよろしいでしょうか?」と話し、笑いを誘った。

 そう話した中車だが、「どうしてもしゃべることがございます」とし、「2011年に父(二代目市川猿翁)と何度も『中車になりたい』と襲名の相談をしていた。その場所が、ここ八芳園の隣のマンション。父は当時そこに住んでおりました。八芳園の周りは駐車場がないんです。タイムズを見つけるのが本当に大変で…」と笑わせつつ、「父の意思を継いで、この公演を伝説にしなければならない」と熱弁。自身も約4分30秒にわたり意気込みを語っていた。

 その後の質疑応答でもそれぞれのトークが白熱。中車は「だいぶ時間が押しておりますけど大丈夫でしょうか…」と再び心配し、会場を笑わせていた。

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