河合優実 28年前期の朝ドラヒロインは制作側からオファー「心臓バクバク」クドカン作品で「本当に嬉しかった」

 2028年前期のNHK連続テレビ小説制作・主演発表会見が4日、東京・渋谷の同局で行われた。作品タイトルは「ほんのモキチ」に決定し、脚本家の宮藤官九郎が13年前期の「あまちゃん」以来、15年ぶりに朝ドラの作を務める。俳優の河合優実が主演に抜てきされ、日本を代表する歌人・斎藤茂吉の妻である斎藤照子さんを演じる。

 河合はオーディションではなく、制作側からのオファーを受けて出演を快諾した形。朝ドラへの認識を「朝ドラは特別な作品だと思う。比べものにならない人数を集め、心と体を使うスケールな大きなもの」と語り、その真ん中に担うことに「手放しにうれしいとかではなく、心臓がバクバクした。そのことしか考えられなくなる魔力があるものだった。今は覚悟が決まってやる気満々です!」と意欲を見せた。

 作の宮藤官九郎とは、ほかの作品でともにしたことがある。今作は朝ドラ史上最も不仲な夫婦の物語を描くが、宮藤氏は「夫婦げんかのシーンを描くことになるが、喜劇になっていないとダメだなと思って、河合さんが真っ先に思い浮かんだ。河合さんの芝居のキレ、思い切りのよさが思い浮かんだ」と河合が主演となって感激。河合も「宮藤さんの朝ドラだと聞いて、本当に嬉しかった。こういう舞台で再びご一緒できるのはうれしい。幸せ」とはにかんだ。

 来年秋のクランクインに向け、斎藤照子さんの史実の資料をあさり始めたという河合は「心が動いている。本当に魅了されていて、斎藤照子さんの生き方に感嘆する。波乱の人生を歩んできたご家族とお見受けした。事実は小説より奇なりという言葉があるように盛る必要のないくらい魅力がある。どうやってその魅力を演じようか考えている」と語り、「まだ2年あるので、これから(自身と)重なる部分を見つけていきたい」と意気込んだ。

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