「スター・ウォーズ」と「子連れ狼」の関係性とは…中村獅童「日本のエンタメが向こうの方たちにも響くことがある」

 歌舞伎俳優の中村獅童(53)が19日、都内で開かれた、東京・歌舞伎座「六月大歌舞伎」(3~25日)の昼の部で上演される「子連れ狼」の取材会に次男の中村夏幹(5)と出席した。

 「子連れ狼」は獅童の叔父の萬屋錦之介さんが主演したテレビ時代劇が1973~76年に放送され、社会現象的な大ヒットとなった。74年には6月歌舞伎座の名物公演「萬屋錦之介特別公演」で舞台化されている。

 今回、獅童は錦之介さんの当たり役である拝一刀を、夏幹は一刀の息子・大五郎を勤め、獅童は映画監督の井上昌典氏とともに初めて歌舞伎座で演出も手がける。

 叔父の「子連れ狼」を子供時代から見ていた獅童が自分も演じてみたいと思ったのは、2006年に映画「硫黄島からの手紙」に出演した際にLAで「子連れ狼」が人気があることを知り、その後にドイツでもドイツ語吹き替え版を見たことがきっかけだった。

 「シングルファーザーが子供をベビーカー、箱車に乗せて復讐の旅に出ている姿が、海外の人たちにも心に響く何かがあったみたいで。これは海外に向けたエンターテインメント時代劇として作れると思って。もともと6月は萬屋錦之介特別公演という形で一門がずっと出演させていただいている月で、古典があってこういう書き物(新作)、リアルな芝居があるのが楽しいところだったと思い返すと、公演スタイルを復活させたい」

 「スター・ウォーズ」シリーズ最新作で22日に日米同時公開される「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」は公式サイトで、主人公2人の関係性が「子連れ狼」を参考にしたとしている。

 獅童は「日本のエンターテインメントが向こうの方たちにも響くことがあるという部分で非常にうれしく思いますよ」と歓迎し、「もっともっと、世界の人たちにいろんなことをアピールできる役者になっていきたいですし、なかなか錦之介の叔父の足元にも及ばないけど、ずっとずっと追いかけ続けたい」と、志も高く目標を掲げた。

 前日18日には錦之介さんの妻の甲にしきさんから手紙が届き、錦之介さんがずっと飾っていた「子連れ狼」の原画も送られたという。「これをあなたが持っていたら錦之介も喜ぶと思いますって。すごくうれしくて、同時に錦之介の叔父が大切に演じてきたお役を自分がやらせていただくんだなって、いい意味でのプレッシャーみたいなものがあります」と、改めて気を引き締めていた。

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