前橋市の小川晶市長“推し”追い風にシクラメンが4年ぶりアルバム発売 15周年イヤーに存在感

 あの市長も推し活中-。メジャーデビュー15周年を迎えた3人組ポップグループ・シクラメンが、群馬県前橋市の小川晶市長の“推し宣言”を追い風に、5月12日にニューアルバム「スダコ3」を発売。2月から毎週末のように商業施設やCDショップでフリーライブを重ねPRを続けてきた。

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 1月31日、昌賢学園まえばしホールでワンマンライブを開催。前売りは完売し、会場は熱気に包まれた。

 ライブ中には、前橋市を本拠地とする女子サッカークラブ・バニーズ群馬FCの応援ソング「Dreamer」を披露。イレブンとともにステージに立った小川市長は「いろいろありましたが、応援ソングやバラードを聴いていた」と明かし、堂々の“推し活宣言”を行った。

 ライブ後の取材では「ツーマンライブに行ってから応援しています」と、一昨年6月に同ホールで風輪との共演をきっかけに“推し”になったことを告白。「いい曲が多いのに…。もっと売れていいと思うんですけど」と率直なエールを送った。

 メインボーカルの肉だんごは、市長の“推し活”に大喜びだ。「めちゃくちゃうれしい」と笑顔を見せつつ、「週刊誌で風輪の翔司を推してるっていう記事を見て、嫉妬してます」と冗談交じりにライバル心ものぞかせた。

 小川市長とメンバーは同世代。人生経験を重ねてきた年代だからこそ、シクラメンが歌い続けてきた応援ソングや人生に寄り添うバラードが胸に響いたともいえる。

 東京・蒲田出身のシクラメンだが、近年は群馬との結びつきが強い。昨年のぐんまマラソンの公式イメージソング「ありったけのエール」を担当し、さらにFM GUNMAでレギュラー番組を持つなど、地域に根差した活動を展開している。

 肉だんごは「エージェント契約している会社が群馬にある。群馬はもう第二の故郷。群馬の人は情熱的で、声もかけてくれる」と“地元愛”を口にし、市長の心もつかんだ。

 約4年ぶりのアルバム「スダコ3」発売に向け、2月以降の週末はインストアライブを展開。関東、東海、近畿で40本近くのライブを開催した。リーダーのDEppaは「僕らの思いと作品、情熱をくんでくれた(音楽レーベルの)ロックフィールドが『一緒にやろう』って言ってくれて始まったプロジェクト。まだシクラメンを知らない人に出会いたいっていうのが、一番大きかった」と説明した。

 今夏には全国30カ所を巡るライブツアーも予定している。大都市だけでなく地方都市も丁寧に回り、歌声を届ける。

 トラックメーカーの電球は「アルバムと15周年を背負ってのツアーになる」という。「30カ所30公演をやるのは(コロナ禍前の)2019年以来かな。自分たちで作品を届けに行くっていうのも、15周年という節目でもう一回、大きな規模でやりたいっていうのがチームの思いです」と意気込みを語った。

 市長が推し、同世代が共感するシクラメンの15周年イヤーは、泥くさく、そして確実に熱を帯びている。

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