ジャン・レノ 両親はスペインから亡命してきたと告白「根無し草だった」自身の子供たちには「私が歩いてきた道を伝えたい」

 フランスの俳優ジャン・レノが10日、東京芸術劇場シアターウエストでひとり舞台「らくだ」(24日まで同所)の初日を迎え、公演前に取材会を開いた。

 同作は、レノの半生を描く自叙伝的舞台。レノは「この作品の根底には、亡き父と母への愛。それから継承がある。私の両親はスペインから亡命してきたので、ある意味根無し草だった。父から聞いたこと、継承したことが少ない」と告白した。その上で「自分の子供たちには、これまで私が歩いてきた道を伝えたいと思った」と明かした。

 また、この日は自身の代表的映画「レオン」(1994年公開)が話題に。レノは「共演のナタリー・ポートマンは(撮影)当時11歳半。彼女があれだけのプロの仕事をしたのが素晴らしい」と振り返った。

 続けて、同映画が「なぜ愛されているのか?」という質問には、「『なぜ』を分析することはできない。私は社会学者ではないし、映画評論家でもない。私が人間として興味があるのは、過ぎた昨日のことではなく、明日のことだ」と力強く語った。

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