特撮「宇宙刑事ギャバン」大葉健二さん死去 ハリウッド作「キル・ビル」にも出演 8年前に自宅で倒れて療養

 人気特撮ヒーロー番組「宇宙刑事ギャバン」の主役を務めた俳優の大葉健二さん(おおば・けんじ=本名・高橋健二=たかはし・けんじ)さんが、6日午後2時23分に死去していたことが7日、分かった。71歳。業務提携先の事務所「ジャパンアクションエンタープライズ」が公式サイトで発表した。アクション俳優として映画や舞台などで活躍し、2003年には映画「キル・ビル Vol.1」でハリウッドデビュー。近年は病気療養が続いていた。

 日本を代表するスーツアクターとして人気を博し、ハリウッド映画にも出演した大葉さんが、長い闘病の末にこの世を去った。71歳。愛媛県出身。通夜、葬儀は遺族の意向により、近親者にて執り行うという。

 関係者によると、大葉さんは2018年5月に愛媛県内の自宅で倒れて入院。以降は療養に専念しつつ復帰を目指してリハビリを行っていたが、願いはかなわなかった。

 大葉さんは1955年、愛媛県松山市で生まれた。中学時代、TBS系人気ドラマ「キイハンター」で俳優・千葉真一さんに憧れ、71年に高校を中退して千葉さんが設立したジャパン・アクション・クラブ(JAC)に1期生として加入した。

 72~73年放送の「人造人間キカイダー」でトランポリンスタントを担当し、79~80年に放送された「バトルフィーバーJ」のバトルケニア役で本格デビュー。師匠の千葉さんから1文字をもらい、本名から芸名の「大葉健二」とした。

 82年には「宇宙刑事ギャバン」の主人公・ギャバン/一条寺烈役に抜てき。「宇宙刑事シリーズ」「メタルヒーローシリーズ」の第1作として国民的人気を誇り、変身シーンでの決めゼリフ「蒸着!」は子供たちの間で流行した。

 84年公開の映画「コータローまかりとおる!」では、スキンヘッドの剣士・天光寺輝彦役を演じるため自身も丸刈りに。これが大葉さんのトレードマークともなった。後に世界的名匠クエンティン・タランティーノ監督のオファーを受け、2003年公開の映画「キル・ビル Vol.1」に出演。その際もスキンヘッドでの登場だった。

 一時、JACを離れて地元・松山でイベント制作会社「ラックJET」を設立。その後も映画や舞台、テレビなどに出演しながら、後進の育成にも力を入れていた。娘の新葉尚(25)は俳優、声優として活動している。

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 大葉 健二(おおば・けんじ=本名・高橋健二)1955年2月5日生まれ。愛媛県松山市出身。71年に故千葉真一さん主宰「ジャパン・アクション・クラブ(JAC)」に第1期生として加入。79年に特撮ドラマ「バトルフィーバーJ」のバトルケニア役で本格デビュー。82~83年の「宇宙刑事ギャバン」では主演を務めた。

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