HIPPY 地元“広島5連戦”から「TO 武道館」 全国ツアーファイナルは8・15 「導かれているような感覚も」

デイリースポーツ中国本部を訪れたHIPPY
昨年6月にメジャーデビュー10周年を記念して初のアリーナ公演を開催した(提供写真)
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 広島から武道館への道を切り開く-。メジャーデビュー11年目を迎えたシンガー・ソングライターのHIPPY(45)がこのほど、デイリースポーツ中国本部を訪れ、5月6日に広島市中区のライブハウス・CAVE-BEでスタートする全国ツアー「ROAD TO 武道館 TOUR」への思いを語った。地元広島で5日連続ライブでスタートするツアーは、8月15日に福山市のふくやま芸術文化ホールリーデンローズでのファイナルまで19公演を開催する。

 全国ツアーの幕開けを飾る“広島5連戦”には、HIPPYの原点と覚悟が凝縮されている。「やりたいことが1日じゃ収まりきらなかった」と笑うが、その言葉の裏には音楽人生の出発点への強い思い入れがある。会場となるCAVE-BEは、自身が音楽を始めた場所。「ここからもう一度スタートしたい。10年一区切りで、11年目の一歩として、地元で全部出し切りたい」と力を込めた。

 5日間はすべて内容を変える異例の構成だ。セットリストも毎日入れ替え、総曲数は約80曲に及ぶ見込み。「どの日に来ても楽しめるし、できれば全部来てほしい」。そんな思いとともに、「5日あればどこか来られるはず」と、ファンへの配慮ものぞかせた。4月15日にリリースしたばかりの新曲「おせっかい」、代表曲「君に捧げる応援歌」なども織り交ぜ、「今までやってこなかった曲も含めて、新旧全部を見せたい」と意気込む。

 最終日には、かつて所属したバンドメンバーとの共演も実現する。解散から15年近くたつが、「ライブで正式に一緒にやるのはなかなかない」と特別な意味を持たせる。「昔から応援してくれているという人の声も増えてきた。自分のルーツも感じてもらえたらうれしい」と語った。

 ツアータイトルに掲げた「武道館」は、10周年の節目となった昨年6月、広島市西区のサンプラザホールを満員にした際に「次に目指す場所」と初めて口にした大きな目標だ。「まずは地元から。その積み重ねの先に武道館がある」と、段階を踏んで夢へと近づいていく覚悟を示した。

 ファイナルは8月15日、福山市で迎える。「会場の都合でたまたま」としながらも、終戦の日という広島にとって特別な日と重なる日程に「導かれているような感覚もある」と話す。5月6日の初日も、毎月6日に開催している「語り部の会」に参加してからライブに臨む予定で、「広島の思いをしっかり全国に届けるツアーにしたい」と強調した。

 「地元でずっと見てくれている人に、あいつが頑張っていると喜んでもらえる存在でいたい」

 広島代表としての自覚を胸に、HIPPYは再び原点から歩み出す。武道館への道は、その一歩から始まる。

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