岩崎宏美が歌い続ける理由は 50周年イヤーのラストスパート 「ありがたいことにまだ元気」

 歌手の岩崎宏美(67)が、デビュー50周年イヤーの締めくくりを迎えている。昨年末は37年ぶりにNHK紅白歌合戦出場を果たすなど注目を集め、来月12日には大阪・オリックス劇場で50周年記念コンサートを開催。「あっという間の」1年のラストスパートに入った岩崎が、大切に歌い続けてきた名曲「聖母たちのララバイ」、最愛の孫、そして自身の引退について語り尽くした。

 同年代の仲間たちが歌手人生に区切りを付けていく中、いまだ歌い続ける理由を「辞める理由がないからだと思うんですよね」と即答。「耳がダメになったとか、声が出なくなっちゃったとか、今のところ見当たらない。ありがたいことにまだ元気なので、まだできるかな」と快活に笑った。

 昨年末の紅白については「相当緊張しました。こんなに歌い続けてきた『聖母たちのララバイ』なのに、こんなに緊張するのかと」と振り返る。心に残ったのは、70歳にして紅白勇退を決めた郷ひろみの姿だった。「リハからものすごくエネルギーを出していて、思わず『ひろみくん、頑張って』って言いました。そんなこと初めて。カッコよかったですね」。共に時代を駆け抜けた同志の姿に刺激を受けた。

 60周年、70周年について問われると、「80歳になった『聖母たちのララバイ』はちょっと聞いてみたいかな」と笑みを浮かべた。東日本大震災で被災した岩手・石巻で披露した際に「本当に背中を押してもらうエネルギーをもらった」といい、「私がみんなを支えなきゃという思いで歌ってきた。特別な魂が宿っている歌です」と、名曲へのこだわりを明かした。

 歌い続けるもうひとつの理由は、2歳になったばかりの孫の存在だ。「ばあば」ではなく「ひーちゃん」と呼ばせており、「私の『未来』っていう歌の『愛されて~しまったの~』のところを歌えるんですよ」と目を細める。溺愛する孫へステージに立つ自分の姿を見せるため、「まだ小さいからホールに入れない。入れるまで頑張りたいな。息子達は初めてコンサートを見たときに『ヤバい!』って言っていたけど、孫はなんて言うんだろうね」と、その瞬間を待ちわびた。

 ◇岩崎宏美(いわさき・ひろみ)1958年11月12日生まれ、67歳、東京都出身。中3でオーディション番組「スター誕生!」に出場し、1975年4月25日に「天まで響け!!岩崎宏美」のキャッチフレーズでデビュー。7月発売の2ndシングル「ロマンス」がオリコン1位を獲得。その年のレコード大賞新人賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも出場。82年には火曜サスペンス劇場の主題歌「聖母たちのララバイ」が大ヒット。

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