橋下徹氏 元ジャンポケ斉藤被告「同意」主張に「そういう反論を許さなくしたのが不同意性交罪」 改正された同罪は「世間的に誤解ある」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が17日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演。この日第2回公判が行われた、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二被告の裁判について言及した。
番組では、ロケバス内で女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交などの罪に問われた斉藤被告の第2回公判を速報。この日は、検察側の証人として女性の母親が出廷。ロケ中の女性からLINEで、斉藤被告について「めっちゃ気持ち悪いんだけど、チューしようとしてきた」と伝えてきたと述べたほか、女性が母親へ「何で私ばかり、こんな目に遭うの」「もう死にたい」などと話したことも明らかにされた。斉藤被告は13日の初公判で、女性は「私の行為に同意してくれていると思っていた」として、無罪を主張している。
橋下氏は「あくまでも、まだ無罪主張されていますから。有罪を断定することを前提とするコメントは差し控えなければいけないんですが」と断りを入れたうえで、「不同意性交罪、不同意わいせつ罪って相当、世間的に誤解されているところがあって。大学生のウチの息子にこの話をしても、みんな『えっ、それ罪になるの?』っていう反応なんですよ」と3年前に改正・施行された法律に対する理解がされていないと指摘。橋下氏は芸能事務所の顧問を務めていることから、これまで芸人やタレントらに研修を行ったといい「この話をメーンにやると、みんな『それダメなんですか?』ってなっちゃうんですね」と話した。
斉藤被告は13日の初公判で、女性は「私の行為に同意してくれていると思っていた」として、無罪を主張している。橋下氏は「そういう反論を許さなくしたのが、この不同意性交罪、不同意わいせつ罪なんです。被害者の方が状況によって黙ってしまう、抵抗できない場合ってあったんですが、今までは黙ってたら同意したんでしょってみたいなことが往々にしてあったんですけど。拒絶できない環境の状況の下でしたらアウトなんです」と指摘した。
同罪が成立する要件にも触れ、「飲酒、上下関係がある場合、タレントさんの場合でも影響力があってそこについて行かざるを得ない立場にある相手方。そういう相手に対しては黙っていようが、もしかして『うん』と言ったかも分からないけど、明確に拒絶できるような状況でなければ、もう罪だよというのが、この新しい不同意性交罪、不同意わいせつ罪なので」と解説。「ホントに若い人たちにキチンと教育しないと、ものすごく誤解があるという」と周知される必要性を強調していた。
