玉川徹氏、五輪の放送権料高騰に「ドライな言い方すると…」私見 約20年で2倍、視聴方法に変化も「関係ない視聴者には」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が19日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。オリンピックの放送権料高騰や視聴方法の変化について「ドライな言い方すると」と私見を述べた。
番組では、開催中のミラノ・コルティナ五輪に列島が熱狂する一方で、冬季五輪の抱える課題について特集。地球温暖化による雪不足や、競技の夏季から冬季への移行検討の賛否、経費の増加による分散開催などについて取り上げた。
放送権料の高騰についても触れ、IOCの収入の6割を占める放送権料は、約20年で2倍となっていると伝えた。加えて羽鳥アナは「中継視聴者という数はどんどん減ってきている。その中で反して、ネットの動画再生回数が非常に増えている。スポーツ観戦の主流がハイライトだけをチェックする“タイパ観戦”になっているんじゃないかという指摘が出ています」と視聴方法に変化が起きていることを紹介した。
羽鳥アナは「オリンピックも将来そうなってくる、もうすでにそうなっているところで、これからの放送のあり方という?」と質問。玉川氏は「放送の世界でずっと生きてきましたけど、ドライな言い方をすると、出口でしかないんですよ。放送を通って画面から出てくるか、ネットを通って出てくるかっていうのは、別に経路だけの問題であって。出口がモニターであることは変わらないと思うんですよ」とコメント。
「例えば、AIにオリンピックを見たいって言ったら『今やっているのはネットですよ、付けましょうか?テレビでやってますよ、付けましょうか?』っていう時代になると思うんです。そうなるとネットの方がテレビよりも広告料が取れたり、放送権料が取れるのであれば、コンテンツ側であるオリンピックはそちら側に行きますよ。関係ないですよ、視聴者からすれば」と指摘した。
動画配信に対する契約者数が多数ではない現状では問題視されるものの、大多数が加入する時代になれば解消するとし、「Amazonでもコンテンツ見る時にCM入ってくるじゃないですか今も。サブスクでもCM入ってきているのが当たり前になってますから、全部そうなってくると思います。そうなると金次第になってきます」と冷静に述べていた。
