国分太一 日テレ社長に対面謝罪 日弁連に改めての人権救済の申し立ては行わない方針 日テレ側「誠意ある謝罪」
日本テレビのバラエティー番組を「コンプライアンス上の問題行為」が理由で降板となった元「TOKIO」の国分太一(51)が12日、代理人弁護士を通じて、同局の福田博之社長と面会して謝罪し、関係者に「おわびの手紙」を渡したと発表した。日弁連に改めての人権救済の申し立ては行わない方針。同局は一連の流れを受けてコメントを発表。「違反行為自体は到底容認できるものではありません」としながらも「誠意ある謝罪として受け止めました」と見解を示した。
昨年6月の番組降板騒動から約8カ月、国分が直筆署名入りの文書で事態の進展を報告した。
「このたび、日本テレビの福田博之社長と面会する機会をいただき、私の行いによりご迷惑をおかけしたことに対して直接におわびさせていただきました。また関係者の方には私からのおわびの手紙をお渡しいただくこともかないました」。
同局は昨年6月に「コンプライアンス上の問題行為」があったとして、人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」からの国分の降板を発表。国分は、降板の根拠となった具体的事実を告知されず対外的な説明ができなかったなどとして、10月に日弁連に人権救済を申し立てたが、12月に「取り扱うことができない」と判断されていた。謝罪に対して「日本テレビから一定のご配慮をいただけた」ことから、今後は「改めて人権救済の申し立ては行わない」と報告した。
一方、同局は昨年末に国分から「コンプライアンス違反行為に対する深い反省と、弊社や関係者への謝罪などがつづられた書面」を受け取り、面会を行ったと明かした。「違反行為自体は到底容認できるものではありませんが、国分氏の真摯(しんし)な反省の姿勢が示されたものと判断し、誠意ある謝罪として受け止めました」とコメントした。
国分は「今後は引き続き自分自身としっかり向き合い、過ちを繰り返すことなく、またこれまでお世話になった方々や応援してくださった皆さま、鉄腕DASHに関係する皆さま、そして長年にわたって人生を共にしてきたTOKIOの城島、松岡に少しでも恩返しができるよう懸命に努力してまいる覚悟です」と決意。「たくさんの皆さまにご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、心からおわび申し上げます」と謝罪で締めくくった。
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▼2025年6月20日 日本テレビが国分にコンプライアンス違反の行為があったとして「ザ!鉄腕!DASH!!」降板を発表、プライバシー保護を理由に内容は説明しなかった。国分は同日、無期限活動休止を表明
▼同25日 TOKIOが解散を発表
▼同26日 日本テレビが外部有識者によるガバナンス評価委員会の設置を発表
▼同27日 TOKIOの元メンバー・松岡昌宏が愛知県内で取材に対応。解散の経緯などを説明。
▼7月28日 日本テレビが行為内容を明かさなかったことは適切とする評価委の中間取りまとめを公表
▼10月23日 国分の代理人を務める菰田弁護士が会見し、日弁連に人権救済を申し立てたことを発表。日テレは「事実誤認」などと強く抗議
▼同27日 日テレ福田博之社長が定例会見で、人権救済申し立てについて、国分へのヒアリングは正当と主張し「現状では対話に応じるのは難しい」との認識を表明
▼11月26日 国分が都内で会見。「数日で全てを失った」「答え合わせがしたい」と求める。日テレは拒否
▼12月10日 日本テレビが城島茂、松岡昌宏に謝罪の意を表明。「対応がお二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳ない」。松岡が週刊誌などの取材に対し、十分な説明がなされていないことを語ったことに対して
▼12月25日 人権救済について、日弁連が「取り扱うことができない」と判断
▼26年2月12日 国分が日テレ福田社長と面会したことを発表
