藤井六冠「直に学ばせていただいた」 加藤一二三さんとプロ公式戦第1局で対戦「心より平安をお祈りしております」
将棋の加藤一二三(かとう・ひふみ)九段が22日午前3時15分、肺炎のため東京都済生会中央病院で死去した。プロとしての公式戦第1局で加藤九段と対戦して勝利し、後に加藤九段の最年少記録を軒並み更新した藤井聡太六冠は、日本将棋連盟を通じ「この度の訃報に大変驚いておりますが、安らかに天に召されられたことと思います」と悼んだ。
棋士生活63年という圧倒的な“長命記録”には「長きにわたり将棋界を代表する棋士としてご活躍されたことに深く敬意を表するとともに、信念を貫く姿勢を直に学ばせていただいたことに改めて感謝を申し上げます」と述べ、「心より平安をお祈りしております」と結んだ。
藤井六冠はデビュー戦となった2016年12月竜王戦6組ランキング戦で加藤九段に110手で勝利。年齢差62歳は公式戦で最も年の離れた対局となった。対局後、加藤九段は「攻めも強く、寄せも速い。素晴らしい才能の持ち主」と藤井将棋を絶賛した。
