れいわ山本太郎代表「多発性骨髄腫の一歩手前」 参院議員を辞職「健康を取り戻すことを目指す」党代表は続投
れいわ新選組代表の山本太郎氏(51=東京選挙区)が21日、参院議員を辞職した。同日、都内で記者会見を開き、「多発性骨髄腫の一歩前の段階だ。進行すれば命を奪われる可能性もある。いったん辞職し、健康を取り戻すことを目指す」と述べた。党代表は続投するとし、「問題が起こり、ジャッジに困る時に私が関わるやり方はできる」と語った。
山本氏は記者会見に先立ちYouTubeで「私、山本太郎は本日、参院議員を辞職します」と表明し「衆院選挙のためではありません。健康上の問題」と説明した。
昨秋に人間ドックを受けたところ、3項目で再検査になり、「2項目は問題なかったが3つ目、血液が引っかかった。詳しく調べるために骨髄液を取った結果、多発性骨髄腫の一つ手前にいると分かった」という。原因については「過度なストレス」も大きな要因ではないかと自己分析した。
多発性骨髄腫は、白血球の中のリンパ球から分化した形質細胞ががん化し、骨の中心部にある骨髄で異常に増える病気。異常な形質細胞は「骨髄腫細胞」と呼ばれ、全身にさまざまな症状や臓器障害を引き起こす。
山本氏は「ここから先に進行しない、させないを最大テーマに、今生きなければ命を失いかねないので、議員を辞職して自分の命を守る行動に入ります」とし、「いつ最前線に帰ってこられるかはわかりません。これから無期限の活動休止」と話した。
山本氏は俳優として知られ、NHK大河ドラマ「新選組!」や映画「バトル・ロワイヤル」で大役を演じた。2013年の参院選で初当選。19年にれいわ新選組を設立し、代表に就いた。21年から衆院議員を務めたが、1期目途中で辞職し、22年参院選で再び当選した。昨年12月の代表選で3期目の続投が決まったばかりで「腐った国会に対して、徹底的にあらがうという政党としてはまだまだ力が弱い。(衆参の国会議員)15人の持てる力を全てそちらに振り向けるってことが重要」などと意気込んでいた。
会見では「100%以上の力で活動してきた」と説明した山本氏。衆院選の表舞台には立たないという。政界に新風を吹きこんだれいわ新選組だが、衆院選で真価が問われることになりそうだ。
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