氷川きよし「多様性ですから」「アイデンティティはKIINA.」NHK明石家紅白でさんまに語る

 17回目を迎えたNHK「明石家紅白」が28日、放送され、CANDY TUNE、&TEAMらが出演した。

 デビュー26年目を迎えた氷川きよし(48)は自分を変えてくれたという楽曲「限界突破×サバイバー」を袴姿で熱唱。「KIINA.」というもう一つの名前について、「自分のアイデンティティは…経験して生きてきた中で自分はKIINA.なんで。ポップス系とか自分の好きな衣装を着る時はKIINA.として。2つの自分を楽しむことで、長く歌を楽しんでいけるかな、と」と語った。

 子供の頃から母親に「きいちゃん」と呼ばれており、「『きい』をナチュラルに」で「KIINA.」という名前にしたという。

 「限界突破-」は39歳の時に出会った曲。「やりたいことやらせてもらった」というと、明石家さんまが「それまでいろいろガマンしたり、やりたいことやらせてもらえなかったんですか?」と質問。氷川は「ガマンというか、みんなが求める『氷川きよし』を大事にしないといけない、という責任があって…」と振り返り、「多様性ですから、いろんな格好していろんな歌を歌ったらいいんじゃないかな、と」と話した。

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