M-1王者・たくろう 忙しすぎて寝られない! オファー約100件殺到→野球好き赤木、やりたい仕事で大ボケ「ドラフトで指名して」

 南海キャンディーズの山里亮太(右)の横でポーズを決めるたくろうの赤木裕(中央)ときむらバンド
 イベントに出席したたくろう 
 大阪へ凱旋したたくろうの赤木裕(左)ときむらバンド
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 21日に行われた漫才頂上決戦「M-1グランプリ2025」を制したお笑いコンビ・たくろうが戴冠から一夜明けた22日、東に西に奔走した。朝の情報番組をはしごした後、都内で行われたシェフNo.1決定戦「CHEF-1グランプリ2026」の記者会見に出席。その後、大阪に凱旋(がいせん)した。約100件と仕事のオファーが殺到しているといい、きむらバンド(35)は「仕事は選びません!」と力強くアピールした。

 歓喜の頂点奪取から一夜。早くもその効果の大きさを実感した。

 王者の恒例行事でもある各局の情報番組を、東西合わせて9本行脚。その後の「CHEF-1-」会見は午後1時前から行われ、きむらは「睡眠は正直全く取れてない」と告白。赤木裕(34)も「フジテレビさんに楽屋に布団を敷いてもらって、そこで1時間あったけど」としながら「やっぱアドレナリンで全く寝れず」と続けた。

 優勝からわずか3時間弱で仕事のオファーが約100件殺到していることが判明。きむらは「うわさでは結構ビッグな仕事は入ってるってことは聞いてます」と笑顔を見せ「とにかくなんでもチャレンジしたい。テレビでどんどん見てもらえるように仕事は選びません!」と展望を語った。

 やりたい仕事を問われると、大の野球好きである赤木は「どこの球団でも構いませんのでドラフトで指名していただきたい」と大ボケ。きむらによると、M-1制覇後の夢が「M-1優勝した初のプロ野球選手を生み出すこと」だそうで、赤木は「守れと言われたポジションを守らせていただきます。NGはなしです!」と訴えた。

 これにMCを務めた南海キャンディーズ・山里亮太がデイリースポーツの記者に触れて「デイリーさんだったら、スポーツの部門もありますもんね」と反応。赤木は巨人好きでも知られることから、本紙記者が「ぜひ阪神の応援をお願いします」と問いかけると「いやー…、いや阪神も好きです!」とまさかのアピールも見せ、盛り上げた。

 2人はその後、新幹線で大阪へ移動。同市内のよしもと漫才劇場の公演「Kiwami極LIVEプラス+」に出演した。これまで活動の中心だったホームグラウンドの“マンゲキ”への凱旋(がいせん)にきむらは「ずっとここでやってきたことが間違いじゃなかったと、疲れも吹っ飛びました」と笑顔を見せた。

 移動は芸人になってから2度目だというグリーン車。「自力で勝ち取った初めてのグリーン車」だといい、きむらは「ふっかふかで気付いたら京都でした」と爆睡。知人からの祝福メッセージへの返答で一睡もしなかったという赤木は「フットレストも途中から邪魔でした」と笑いを誘った。

  ◇  ◇

 テレビ朝日系で21日に放送された「M-1グランプリ2025」の関西地区での瞬間最高視聴率が29・0%を記録したことが22日、分かった。午後10時5分で、たくろうが優勝を決めた場面だった。なお、午後7時以降の平均視聴率は関西地区が24・4%、関東地区が16・2%だった。(数字はビデオリサーチ調べ、視聴率は世帯視聴率)

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