MISIA「やまとなでしこ」で演出家だった監督と26年ぶりタッグ 新曲がドラマ「北方謙三 水滸伝」主題歌に
シリーズ累計発行部数1160万部を超える北方謙三氏の大河小説「水滸伝」を織田裕二、反町隆史、亀梨和也、波瑠、松雪泰子、佐藤浩市、玉山鉄二、満島真之介ら豪華キャストで映像化したWOWOWの連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(来年2月15日からWOWOWで放送開始。WOWOWオンデマンド、Leminoで配信開始。日曜、後10・00。全7話)の主題歌が、MISIAの新曲「夜を渡る鳥」に決定したことが21日、分かった。
MISIAの代表曲の一つが2000年のフジテレビ月9ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌「Everything」。同作で演出を担当したのが「北方謙三 水滸伝」の若松節朗監督だった。今回、若松監督の「MISIAさんにぜひお願いしたい」という希望でオファーし、MISIAも快諾して26年ぶりのタッグが実現した。
「夜を渡る鳥」の作曲はシンガー・ソングライターの加藤登紀子で、MISIAへの楽曲提供は初めて。作詞は「残酷な天使のテーゼ」の及川眠子氏、編曲は「シン・ゴジラ」の鷺巣詩郎氏が手がけ、ストリングスが奏でる壮大な音色と、力強くも未来への希望に満ちた歌詞が合わさって、MISIAの真骨頂といえる一曲となった。
MISIAは「初めはこの世界観を歌いこなすのは非常に難しいと感じていました」と明かし、「この作品と向き合う時間は、自分自身の内側にある『信じること』『抗うこと』『生き抜くこと』を、静かに見つめ直す時間でもありました」と振り返った。
その上で「時代や立場は違っても、人が人として抱える想いや葛藤、そして仲間を想う気持ちは、今を生きる私たちの心にも確かにつながっていると感じています。この歌が物語の世界とともに皆さんの胸にそっと寄り添い、登場人物たちの生き様や想いを、より深く感じていただくきっかけになれば嬉しいです」と、歌に込めた思いを述べている。
若松監督は「理不尽な時代に抗い、叛逆の闘いに身を投じていく漢(おとこ)たちの物語です。だからこそエンディングでは、そんな彼らを大きな愛で包み込むような楽曲が必要だと考え、真っ先にMISIAさんにお願いしました」とオファーした理由を説明。
「夜を渡る鳥」を聴いて「この作品に生きる者たちを、あたたかく、そして優しく包み込みながら、確かな“応援歌”として寄り添ってくれていると感じました。その感動は、かつてドラマ『やまとなでしこ』で主題歌『Everything』を初めて聴いたときの気持ちが蘇るほどでした。ドラマの最後のピースが、すべて揃ったと思います」と称賛した。
