上沼恵美子 オール阪神・巨人の後はウケなかった「本当にシーンだったことが何度もあります!」、桂三枝に泣きつき「やめてしまえ」

 上沼恵美子が20日にNHK大阪で放送された「オール阪神・巨人 50年の漫才道」に出演し、阪神巨人への尊敬の思いを語った。

 番組では、1972年当時を「関西では空前の演芸ブーム」と振り返った。後にコンビを結成する南出繁(21、巨人)と高田昭徳(14、阪神)は素人としてモノマネや漫談で人気を集めていた。やがて、番組プロデューサーの勧めでコンビ結成。素人ながらプロのステージで漫才を披露した。舞台は桂三枝(現6代文枝)のラジオ番組だった。ほかの出演者にはデビュー間もない海原千里・万里がいた。上沼が姉と組んだコンビだった。

 上沼(元千里)は「阪神巨人さんは素人なのに、ぶわーっとウケるんです。当時から。その後、わたしとお姉ちゃんと出て行って、本当にシーンだったことが何度もあります!」と笑いを取れなかったことを明かした。上沼は舞台が終わってから三枝に泣きついたそうで、三枝から「やめてしまえ」と叱咤激励されたという。

 上沼は「素人に負けてるって思いました。だから頑張ったの。阪神巨人さんがいらっしゃらなかったら、千里万里は売れてなかったかもわからない。それくらいのものはあります」と良き競争相手だったことを語った。

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