ええっ、第1話タイトルが「犯人」の伏線か「良いこと悪いこと」なぜ知ってる?なぜ消えた? 宇都見と内通、不可解な6年1組の裏切者
間宮祥太朗、新木優子主演の日本テレビドラマ「良いこと悪いこと」は13日に第9話が放送され、一連事件の実行犯が刑事宇都見啓(木村昴)だったことが明らかになった。次回20日が最終回。
ただし最終回予告では「真犯人」が示唆されている。事実、一連の犯行は宇都見1人では実行不可能だったと目されている。
2003年当時の6年1組担任でいじめを黙殺した大谷典代(赤間麻里子)は、犯人側に呼び出され黒いワゴン車に乗り込む際に、後部座席に目をやっており、殺人事件に関与している主犯格は運転手と後部座席に、少なくとも2人以上いるとみられる。
一方で大谷は犯人に脅され卒業時に埋めたタイムカプセルを掘り起こすなど協力していた。ただし教え子が殺人事件の被害者になるとは思わなかったと言っている。
最終回予告では宇都見が誰かに「みんなに思い出して欲しいだけです」と言っている場面も。宇都見ら主犯側が、復讐計画を明かさずに協力を求め、複数が殺人事件になると思わずに協力してしまった可能性も浮上している。
高木将(=キング、間宮祥太朗)の娘花音(宮崎莉里沙)の担任森智也(=博士、古舘佑太郎)は、第8話でキングに「殺したのは君たちでしょ。君たちが始めたことでしょ」と非難。なぜか1年前の瀬戸紫苑(=ドの子、大後寿々花)の悲劇と原因が小学校時代のイジメだと知っていた。
森と、羽立太輔(=ちょんまげ、森優作)が密会した、昔に校外学習で行った施設に、なぜ宇都見が現れたのかの謎では、土屋ゆき(=ゆっきー、剛力彩芽)と豊川賢吾(=トヨ、稲葉友)が通報したとの疑念も。2人は、あまり知られていなかったちょんまげの自宅にも突然現れている。
トヨは施設内で森が逃走した場面で、森が逃げた方向から現れ、森を逃がしたとの疑惑も。
ゆっきーに関しては、不倫を繰り返す夫が「黄色い観覧車のネクタイ」を探す不自然な描写があり、夫の不倫相手が黄色を愛用していた中島笑美(=ニコちゃん、松井玲奈)だったとの推察もある。
現状は、猿橋園子(=どの子、新木優子)に恨みを持っていた小林紗季(=委員長、藤間爽子)だが、なぜ職場のロッカーに卒業アルバムを保管していたのか。
これらの謎や伏線から、実行犯、真犯人、協力者が多数にのぼるとの考察もあり、当初はキングらの仲良しグループを指していると思われた第1話のタイトル「6人」に関して、実は「犯人側」の人数を指しているとの見方も浮上している。
