チュートリアル徳井 現代のコンプライアンスへの問題提起 下ネタを「何でもかんでも排除しないで」

 チュートリアルの徳井義実が17日、大阪市内でモデル、俳優の桃月なしことW主演する、テレビ大阪ドラマ「令和に官能小説作ってます」(来年1月7日スタート、水曜、深夜0・00、関西ローカル)の取材会に出席した。

 「令和に-」は官能小説を得意とする出版社・フランス書院での実話をもとにした物語で、官能小説編集部を舞台に大人たちが大まじめにエロを考える異色のドラマ。地上波連続ドラマ初主演で官能小説編集部の編集長を演じる徳井は「ぴったりやなぁ、と自分でも思いました。ありがたい役です」と、オファーを喜んだ。

 劇中では放送禁止用語や直接的なエロ表現はないといい、「この時代のコンプライアンスと戦う編集部の物語であるととともに、コンプライアンスと戦うテレビ大阪の物語でもあるんで。劇中でも裏でも戦ってますから」と力説。「耳をふさぎたくなるような言葉は使っていませんので、決して子供が見られないものではない。推奨はしないですけど」と、笑った。

 過去にはお色気番組のMCを務めるなど、エロへの造詣も深い徳井。50歳となり「体力的には衰えていますけど、その分味わい深いエロスは増してきて、深まっているなと感じます」と自身のエロ事情を語る。また「このご時世だからこそ、エロスをもう一度見直して欲しい」とも。「何でもかんでも下系を排除するのではなく、エロスとは人間が誕生するためになくてはならないものですし、単なるエロと、崇高なエロは別なんじゃないか、と、投げかけたいですね」と、力を込めていた。

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