OCTPATH 伸びしろ無限大! アリーナツアー&武道館「立ちたい」じゃなくて「立つ」 8枚目シングルが17日発売

 吉本興業所属の8人組ボーイズグループ・OCTPATHが17日に8枚目のシングル「スターライトランデブー」を発売する。結成4周年を迎えた「今」を自己祝福するような華やかな一作。歩んだ道のりは決して順風満帆ではなかったが、リーダーの古瀬直輝(27)は「だからこそ今の自分達がいる」と自信を示す。同じオーディション番組を勝ち抜き、グローバルに活躍するINIの存在を意識せざるを得ない中での本音とともに、8人が思い描くグループの未来像を聞いた。

 吉本所属として芸人の土壌で培われた感覚もあってか、一人がボケれば誰かがすぐにツッコミを入れ、話題が次々広がる。そのやりとりからは仲の良さと、全員がグループ活動を楽しみ真摯に向き合う姿勢がにじんだ。

 最新シングルの表題曲「スターライトランデブー」は、ライブ映え必至のパーティーチューン。古瀬は「初めて見てくれる方にもこういうグループなんだと知ってもらえる楽曲」とまさにその空気感を体現した一曲だ。

 結成4周年を迎えた今年は初のファンクラブイベント開催や、シングルを2枚発売するなど充実した1年となった。小堀柊(22)は「人としてもアーティストとしても成長した」と手応えを口に。一方で、その歩みは決して順風満帆ではなく、「素直にまだまだ足りない」と現状を見つめる。

 脱退や加入を経て、今の8人に。古瀬は「ファンの皆さまには不安にさせてしまう時期もあった」と振り返りつつ「一見ネガティブやピンチに感じられる部分も、次に行くための糧にしようと乗り越えてきたから今の自分たちがいるというのは、すごい自信につながってる」と胸を張った。

 成長している自覚があるからこそ、同じオーディション番組を勝ち抜き結成されたINIの活動は意識せざるを得ない。四谷真佑(25)は「まだ悔しくて見られないですね…」と冗談交じりに語り苦笑。「まだ(INIが)11人じゃなくて12人になるパターンもあるのかなって」とおどけつつ、その活躍ぶりには刺激を受けているという。

 INIとは今でも食事に行く仲で、栗田航兵(23)は「僕らが理想としてるものを話してる時もあって、それがすごい悔しいっていう部分もある」と吐露。「けど一緒にやってきた仲間が自分が理想とするものをやれてるのはうれしさもある」と語る。

 しのぎを削った仲間は、ライバルであると同時に最大の理解者だ。先日、同い年の田島将吾と食事したという古瀬は「活動の場所は全然変わってると思うけど、いざ話すと等身大の友達みたいな感じで話せることがまずうれしい」と笑顔。年を重ねて健康の話題が上がるようになり「なんか大人になった俺ら、いいなーみたいな」と回想した。

 年々、アイドルグループは増え競走は激しさを増している。その中で強みを問うと海帆(26)は「5年目になってもフレッシュさはすごいある」と言い切る。「フレッシュが故にスッと聴ける声質をしてるメンバーがほとんど」と胸を張った。

 節目の5周年を盛り上げるべく「Go To 5th Anniversary」というプロジェクトを発足し、シングルやアルバム発売、ライブの開催、さらに地上波の冠番組放送などを発表。小堀は「目標はまだまだかなえられてないので、伸びしろが無限大」と前を見据えている。

 現状の目標はアリーナツアー、そして日本武道館での単独公演だ。古瀬は「『立ちたい』じゃない。武道館立ちます、埋めます」とし「2026年はOCTPATHの年だったって言わせます」と力強く宣言。理想を現実にするため、フレッシュな8人はただ前を見据える。

 ◇OCTPATH(おくとぱす)2021年11月18日、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」出演の元練習生で結成。脱退や加入を経て、現在は太田駿静、海帆、栗田航兵、古瀬直輝、小堀柊、高橋わたる、西島蓮汰、四谷真佑の8人。22年2月9日デビュー。グループ名は、グループならではの道(PATH)をファンと歩み、固定概念にとらわれない変幻自在な活動で、常に上の音域・領域(OCTAVE)への道を追求することを意味する。

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