なすび 日本代表フォルティウス五輪決定の会場で感激 TVに映り込みX騒然「娘の頑張りを見守る親みたいな感覚」

 カーリングの2026年ミラノ・コルティナ五輪の世界最終予選が10日(日本時間11日)にカナダ・ケロウナで行われ、女子日本代表(フォルティウス)がノルウェーに6対5で勝利。8大会連続の五輪出場を決めた。偉業達成の瞬間を現地で見届けたのが、タレントのなすび(50)。その姿はNHK-BSの実況中継にも映り、大きな話題となった。なすびは同日、デイリースポーツの電話取材に応じ、フォルティウスとの交流や五輪を決めた瞬間の思いなどを語った。

 フォルティウスの快挙に加え、テレビ画面に映り込む独特の風貌が注目を集めた。ネット上では「なすびさんが映ってた!」「テレビにガッツリ映ってました」「なすびがカナダの女子カーリング世界予選の客席にいる」などの声が相次いだ。

 なすびは成田から飛行機を乗り継ぎ、半日あまりかけて現地へ。8日の予選リーグ・トルコ戦から観戦し、自身のXで日本代表の戦いぶりを伝え続けていた。

 今回、レギュラーの仕事を一部休んでまで現地入り。その裏には、フォルティウスへのひときわ強い思いがあった。「コロナ禍で(2021年に)北海道銀行さんがスポンサーから離れて、苦しい状況で戦っていたと聞きまして、自分が味わった苦境と重なる部分があって…」と述懐。日本テレビ系「進ぬ!電波少年」での「電波少年的懸賞生活」や、4度目の挑戦で達成したエベレスト登頂など、自身も紆余曲折を乗り越えた経験が親近感につながった。

 もともとスポーツ観戦が趣味だったなすびは、22年12月の軽井沢国際カーリング選手権大会準決勝、フォルティウス-ロコ・ソラーレで初めて生観戦。その後はフォルティウスの選手による体験会や練習会などに参加し、応援の熱はさらに増した。昨年6月には、自身も「福島県ミックス4カーリング選手権大会」に出場。公式戦デビューを果たすまでになった。

 追い続けてきたフォルティウスが五輪キップをつかんだ瞬間に「自分はまだ“にわかファン”ですが、勝手に身近に感じつつあって、何というか、娘の頑張りを見守る親みたいな感覚でした」と感激の様子。「本当に『ありがとう』っていう、感謝の気持ちです」と思いを口にした。

 また、自身の観戦姿が日本で話題となったことには「思いも寄らないことですね」と驚きつつ、「その結果で、フォルティウスはもちろん、カーリング業界全体に注目が集まるのであれば、少しでも貢献できたということでうれしいですね」と喜んだ。

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