【山田美保子のミホコは見ていた!】SixTONESの評価、爆上がり中

 31日の「第76回NHK紅白歌合戦」に3年ぶり4回目の出場が決まったSixTONES。6周年メドレーを披露するという。

 そして1月1日は午後6時から冠番組「Golden SixTONES」(日本テレビ系)正月スペシャルが放送されると発表された。「映画&音楽&スポーツ界のトップランナー大集結SP」で、レギュラー放送で大好評の“サイズの晩餐”が超パワーアップし、国民的俳優や超大物アーティスト、アスリート界最強の男たちが正月特番ならではの豪華なサイズ2択を出題するのだ。

 「行列のできる相談所」に代わって今年4月にスタートした「Golden~」は、業界内では当初、彼らには少々荷が重いのではないかと言われていた。

 だが、ジェシーを筆頭に、多くのバラエティ番組で経験を積んできたメンバーは、回を重ねるごとに「どんどんうまくなってきている」と評判に。「こんなに全員がボケまくるアイドルグループは他にいない」と中堅のお笑い芸人らも舌を巻く。

 前出の“サイズの晩餐”や、出演者が作った円陣の中に堕ちてくる物が何かを当てる“動体球児”、金ピカの着流し&ちょんまげ姿で「マツケンサンバ2」を踊りながら数を数える“マツケンナンバー”など各コーナーが秀逸で、番組はZ世代に支持されている上、コア視聴率(13~49歳)が高いことでも知られている。

 アイドルグループの多くはメンバー内で役割が決まっていることが多く、例えばデビュー直後の嵐は、大野智がグループのリーダー、櫻井翔が勉強リーダー、二宮和也が俳優リーダー。相葉雅紀がアイドルリーダー、意外にも松本潤がバラエティリーダーだった。

 だが「Golden~」におけるSixTONESはメンバー全員がバラエティリーダー。「スクール革命!」で芸人に揉まれてきた高地優吾はもちろん、俳優として多くの作品で評価される松村北斗や森本慎太郎も、ミュージカルで主役を張る京本大我もボケまくるし、絶妙なタイミングでツッコむ。

 さらに、MCとして力をつけた田中樹は、どんな大物ゲストが来ても完璧に回すので、ジェシーが一人で頑張らなくてもよくなったのは大きい。

 VTRに出演する大物や人気お笑い芸人、そらジローらにもメンバー全員が敬意を払っていることにも好感がもてるし、スタッフや観客と作る空気もすこぶるいいのだ。

 因って、「Golden~」は大物が「出たい番組」、所属事務所が「出したい番組」として成長。正月SPが楽しみでならない。

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