三山凌輝 人間関係の複雑さを吐露「すごく悲しい思いをしたり、裏切られたり」今後の活動を「存分に追って」

 あんかけパスタの店をオープンする三山凌輝(撮影・持木克友)
 あんかけパスタの店をオープンする三山凌輝(撮影・持木克友)
 あんかけパスタの店をオープンする三山凌輝(撮影・持木克友)
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 俳優・アーティストの三山凌輝が6日、都内で自らが立ち上げたファンコミュニティ「Life Community(LC)“GOMASU”」の発足記念記者発表会を開催。所属グループ脱退や俳優・趣里との結婚&第1子誕生などを経て、報道陣の前に姿を現すのは実に252日ぶりとなった。

 この日は、コミュニティの事業第1弾として東京・吉祥寺に13日にオープンする、三山の地元・名古屋の名物グルメ「あんかけパスタ」の専門店「親父のあんかけパスタ吉祥寺店」で、LCを立ち上げた理由や、今後の展望についてプレゼンテーションを実施。三山を起点に参加者一人一人が「発信者」としても機能する、これまでにないプラットフォームで、単独では生まれ得なかった企画・事業・文化を立ち上げる「共創エコシステム」としての機能をもたらすことを意義としている。

 三山は「自己表現の場として、最初にやりたいと思ったのはファンと相互関係の築き方」とした上で「人とのつながりをより大事にしていきたい」と強調。「もちろんすごく悲しい思いをしたり、人に裏切られたり、人間関係は複雑なものだなと感じている」と実感も込めつつ、「それでも人と手を取り合わないと生きていけないので、手を取り合って死んでいきたいと思う」と熱弁した。

 GOMASUの由来はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌というマスメディアに次ぐ、“第5のマス”を目指すことにも由来。三山は「『生きやすいコミュニティ』を作りたいって話だけど、あくまで僕とファンだけの関係性だけじゃなくて、今後生きていく上で人間同士の幅を広げていきたい。なんなら全世界の人に入ってほしい」とも語った。

 「生きづらい世の中だなと感じている子がたくさんいる中で、こんなに自分の信念持って生きてるんだみたいな子もいる。そういう子達の夢を邪魔したくないし、少しでもその子達の夢を何かしらの形で僕らがかなえるために手伝えたら」と思いも口に。「ここがなんなら一番大事なポイントです」と強調した。

 約25分のプレゼンで思いの丈を語り、「今後の展開、正直、皆おもろいなって思ってるでしょ?『なんこいつ?おもろいやん』って思ってるでしょ。はい、おもろいです」と自信満々にアピール。最後には「今後のGOMASUであったり、三山凌輝の活動を存分に楽しんで、存分に追ってくれればなと思います」と呼びかけていた。

 三山を巡っては、一部で婚約破棄トラブルを報じられ、5月に所属していたグループのマネジメント事務所と、個人で所属する事務所から独立。8月には俳優・趣里との結婚を発表し、9月には第1子が誕生したことも明らかに。11月にグループを脱退し、新会社「Star Of Wonde」を立ち上げるなど、激動の約9カ月を過ごした。来年からソロアーティストとしての活動を本格化させることも明言しており、俳優・アーティスト・実業化と三つの側面で活動の幅を広げる。

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