笑点人気メンバー 臆測でのSNS炎上に苦笑い「書いてない行間を読む人がたくさん」
落語家の春風亭一之輔が4日、東京・池之端しのぶ亭で行われた「七代目三遊亭円楽 芸歴25周年記念落語会」の発表会見に出席。自身のX(旧ツイッター)が“炎上状態”になったことに触れ、臆測で批判する読者の反応を疑問視した。
一之輔は2日、札幌行きの飛行機に乗った際、自身のトートバッグを座席の前にしまってくれようとしたキャビンアテンダントが、かがんだ際にぎっくり腰になったため、空いていた隣席で一時休憩したと説明。Xでその様子を「CAさんが俺の荷物のせいでギックリ腰になって、となりの席で休んでる」とつづったところ、自身でも持てないような重いスーツケースをCAに預けて座席上の棚に上げさせたなどと勘違いした読者から、批判が殺到したという。
この日、ともに会見した三遊亭円楽から多忙ぶりを指摘された一之輔は「掃除洗濯、Xが炎上したりとか…」と自らひとボケ。さらに「僕、全然人の心がないんで、炎上してもどうでもいいんですけど」としつつも当時の様子を事細かに明かし、「ビックリだね。『いいね!』が付くにつれて、書いてない行間を読む人がたくさんいて」と苦笑い。「『人権意識のない落語家』だとか、『お前みたいな人間は二度と飛行機に乗るな』とか、だんだん大きくなって…。『お前は笑点から降りろ』とかね」と浴びせられた中傷を明かした。
最後に「その(トートバッグの)中は、乾燥大麻が全部入ってたんですけどね」とオチをつけてニヤリ。SNSとの付き合い方を改めて問われ「怖いけど、付き合い方ですよね…」と答え、「『謝れ!』って言う方もいますけど、誰に謝ったらいいのかね」とぼやいた。
